ほうれん草の栽培方法と失敗例 プランター可能?難易度と間引きのまとめ。

はじめに

緑黄色野菜で、色々な料理に使え、カロテンやビタミンA.Cが多く含まれ、カルシウム、マグネシウム等も多く含んでいる素晴らしい野菜です。

おひたしやベーコンとバターで炒めたりするのが好きですが、他にも様々に調理可能な野菜なのです。

東洋種は葉先が尖り、根が赤いですが、西洋種は葉先が丸鋳物になり、東洋種を見慣れているので、根が赤いとほっとするのは、古い人間だからかも知れません。

私の畑にも少しだけ植えてありますが、中々大きくなってくれず、上の畑の仲間の物は誠実見たら、人生で今迄見た事の無い様な大きく立派なホウレンソウで、彼とは中が良いので、色々聞いてみました。

1.ほうれん草の栽培方法

土は酸性土質を嫌うので、2週間程前に苦土石灰を撒いてpH6~7にし、深く耕します。

一般地でのホウレンソウ栽培には、3月頃種を撒いて7月頃収穫する春蒔きと6月頃種を撒いて10月頃収穫する夏撒き、9月頃種を撒いて12月ころの 収穫の秋撒きがあります。

低温で長日では花芽が出来ますし、温暖で長日でトウ立ちし、東洋系の品種はトウ立ちし易いので、秋撒きに適していて、西洋系の品種は春から夏撒きに適していますが、交雑種を選ぶ事で両方の特性が活かされたものになります。

1週間前に堆肥や元肥を施して良く耕し60cm~90cmの畝を作っておきますが、私の場合は鶏糞と草木灰を肥料として使用しました。

深さ1.5~2mm程度で、種をバラまきして1センチ分土を被せて軽く土を抑えて多めに水をやります。

60cmuo4条90cmなら6条程にするのですが、私の場合は5mm程にしか土を被せていなかったのが敗因かも知れませんし、奥らの時の様に撒く前に水に付けて根を出しておく芽だしをしていなかった事も要因にあげられます。

種を撒いたら、発芽迄は土が乾かない様に水やりをします。

2回目の間引きの後に追肥をするのが一般的ですが、近頃の私は本業で毎日畑にいく事が出来ないので、追肥の時期とは関係なく、畑に行けた時の様子見で、色々な野菜に纏めて肥料をあげる形を取っています。

追肥で注意が必要なのは、葉に肥料が掛からない様にする事が大切です。

葉の丈が20cm以上になった物から収穫しますが、抜き取らないで、ハサミか鎌で根を断ち切る事で、残った株を炒めないで済みますし、春蒔きや夏撒きでは、収穫が遅れるとトウ立ちする物も有るので、早めの収穫が大切です。

霜が降りると繊維が柔らかくなって甘味が増しますので、秋撒きは様子を見て、下野降りる前の物を食べ、霜が降りてから同じ品種の物を収穫して食べる事でその違いを楽しむのも面白いでしょう。

2.失敗例

私より以前から畑をやっている下の畑の女性は、「ホウレンソウを上手に栽培してる人をこの畑では見た事が無い。」
と言っていましたが、私の一つ上の畑の人のホウレンソウは、見た目では大成功に見えます。

勿論、食べさせて貰った訳では無いので、お味の程は判らないのですが、兎に角素晴らしいビジュアルの逸品でした。

夏はやらなかったのですが、春に撒いた時にはまだ初心者だったので、酸性を嫌うホウレンソウなのに苦土石灰を撒かずに栽培しようとしてしまいました。

種皮に休眠物質かが着いている事への対策もせずに種を蒔く撒いて芽が殆ど出なかった事と、土に埋める深さが足りない事、芽だししなかった事が私の失敗だったと上の畑の仲間の話から判りました。

土の栄養が足りずに失敗するケースも有りますが、私の畑は多めに肥料を撒いていたので、その件はクリアしていると思います。

株間の短いと言う失敗ケースもクリアしていて、今年の夏はとても扱ったので、これは失敗のケースに入りますし、日照時間が長かったと言う条件も駄目でしたが、気温と日照は私の力ではどうにも出来ない事なので、そこは諦めるしか有りません。

又、肥料も葉に掛かってしまっていた事も、原因の一つで、葉物の野菜は葉に肥料が掛からない様にしなければならない事は第一条件なのです。

アブラムシやヨトウムシ、ネキリムシ等の害虫被害での失敗も周囲の畑では見られ、周囲の畑はみんな有機栽培なので、特に有機物を求めるネキリムシにやられてたみたいです。

3.プランター栽培

ホウレンソウは勿論プランターで栽培可能で、深めのプランターで畑同様に栽培出来ます。

それなりに大きく育つので、奥場所を考える必要は有りますが、日当りの良く風通しの良い場所で、涼しい時期に栽培する方がやり易い筈です。

4.難易度

土質は余り選ばない野菜で、強健で耐病性があります。

きちんとした手順を踏んでやれば、難易度は其れ程高くは無いのですが、多くの品種が在る為、自分の欲しい種類や、栽培する地域に適した物を選ぶ事が旨く作るコツになります。

5.間引き

1回目の間引きは、本葉が1~2枚の時に株間3cm程度にします。

2回目の間引きは、本葉が3~4枚の時に株間を6cm程度にします。

育成の悪い物を除去して、葉と葉が重なり合わない様に間引きます。

おわりに

次回のホウレンソウは上の畑の様に栽培したいと言う気持ちで一杯です。

地元の飲み屋の大将がホウレンソウ好きで、前回のホウレンソウを分けてあげたのですが、畑仲間の立派な物を見てしまったら、ああいう物を大将に分けてあげたいと切に思うこの頃です。

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