ねぎの栽培方法と栽培期間 プランター可能?病気と害虫対策は?日当たりはどれぐらい?。

プランターで欲しい分だけ収穫するネギを野菜用の土で育ててみましょう!
万能ねぎの栽培方法って、特に難しい事はなにもない、と私は思いますね。土壌の方が生育が良いのはどの作物でも一緒です。しかし、ネギはプランターで充分育ちます。野菜の土(ホームセンターでも百円均一でも売ってます)を使って、野菜コーナーにあるネギの根っこを植えるだけで、普通に育ちます。家庭菜園が初めての方でも簡単に育てられるのがネギです。そして、うれしいのが何度も収穫できることです。植える時期でおすすめなのは、6月と10月くらいです。12月から2月は育てにくいかもしれないですが、育てられないことはないです。なので、おすすめの時期でなくても、取り敢えず挑戦してみましょう。


【準備するもの】

 ○根付きのネギを買ってくる
 (白ネギでないもの)
 ○浅めのコップのようなもの
 ○プランター
 (深さが25cm以上、横幅が20cm以上がよい。これより小さいと水やり回数が増えたり追肥が困難になります)
 ○野菜用の土(腐葉土でもよい)
 


【土に植える前にすること】

買ってきた万能ネギ(青ネギ)の白いところを根がついたまま3〜5cmほどとっておき、小さめのコップに水を2cmほど入れて根が水に完全に浸かるようにし、1週間ほど置きます。これだけでも、新芽が出て成長してきます。日当たりがそんなになくても育ちますのでキッチンのカウンターの上とかで、水替えしやすいところでオッケーです。水替えは毎日して下さい。水が腐ると根も腐ります。
1週間ほど経過したら、プランターに植え替えましょう。この時、すでに生育していると思います。

【プランターへの植え方】
プランターに野菜の土を20cm以上の深さで入れます。ネギの白いところが見えなくなるくらいの状態まで土を盛ります。この時、ほんの少し(角度で言うと5度もないくらい)傾けて植えるのが良いです。土をかぶせて、ネギが倒れないようにして下さい。そしてすぐに水をしっかり与えます。時間が空いてしまうと水を吸い上げにくくなります。水を与えた後にグラグラしているようでしたら、土を押さえて固くしてみて下さい。押さえたあと、白い部分が見えてしまったら、土を足して見えないようにします。そして、水ももう一度与えます。

【水やりと日当たり】

初日は、土に水分がないのでしっかり与えて、ネギが水分を吸い込みやすいようにしてあげてください。
プランターを置く場所は午前中でも午後でも良いので3時間以上日の当たるところが好ましいです。5時間以上日当たりのある所に置く場合、土の表面が乾ききってパサパサになるようでしたら、1日に2度(朝と夕方)お水をあげましょう。
水やりで気をつけるのは、真昼の日照りの時間は避けるということです。日照りの中、水がネギにかかると日焼けしてしまう可能性があります。根にも影響が出ます。朝か夕方が好ましいと思います。出来れば朝がよいですね。

【注意すること】

『水やり』
水をやりすぎるのも根腐れの可能性を引き起こしますので、土の表面に湿気がある時は、みずやりしなくて良いです。土の表面をささっとはらってみて、はらった下の土に水分があるようであれば、そのままで良いです。
『害虫や病気』
ネギには時々、2ミリくらいの大きさの黒い害虫(アブラムシ)が付く事がありますが、この場合は、その場所に直接水をかけてやると落ちる事がほとんどです。
ネギは病気になりにくいです。なるとすれば水のやりすぎ。途中に肥料をあげる必要もないので、簡単に育てられます。もし、ネギに白い線が入ったり、サビのような模様ができた場合は、残念ですがその株は捨てましょう。放っておくと隣の苗に病気を移してしまいます。
雨があたりやすい所に置く場合は長雨に注意してください。根腐れの可能性が高いですので、雨が多いときだけ屋根を付けるか、雨が当たらないところに移動してあげましょう。
寒い時期は、プランターをダンボールなどで囲ってあげると土が保温できる可能性があります。

【肥料ついて】

あまりにも生育が悪く、きれいな緑色にならないようであれば、野菜用有機肥料をあげるとよいです。1ヶ月毎に1度。この時、ネギから5cm以上遠い所を3cm程掘って有機肥料まいてあげて下さい。その後、肥料の上に土を被せます。肥料が直接ネギの葉や根にあたってしまうと腐ったり病気になってしまう可能性があります。一株に大さじ1杯ほどで良いです。少なすぎると効き目がないですし、多すぎるとこれも病気になる可能性があります。
【収穫しよう!】
収穫は、各々のタイミングで構いません。ちょっとお味噌汁の色合いに1本だけどか冷奴に少し乗せたいとかでも欲しい分だけ切って収穫して大丈夫です。白い根の部分を残していればまた次の新芽が出てきます。5ヶ月くらい何度も収穫出来ます。お店で売っている状態まで待たなくても使いたい時に使いたいだけ収穫して良いです。
大きくなるまで収穫せずに育てる用のプランターもあれば、用途に幅が出て良いですよ。

【大きくなるまで育てる】

収穫をちょこちょこせずに、大きく育てるにはどうすればよいか。することは変わりません。どちらかといえば、途中で摘まずに立派に育つまでじっくり待つだけ。ただ、病気や虫に要注意です。育てば育つほど虫がつきやすいように思います。虫がつくと病気にもなりやすいです。せっかくの家庭菜園に農薬を使いたくないので、虫がついてどうしようもない時は、お酢を使った虫除けが有効になるかもしれません。うどんこ病などの予防にも良いです。ホームセンターや百円均一で購入出来ますし、自分で作ることも出来ます。虫除けは、霧状にスプレー出来るようにし、葉にまんべんなくサラッとかけるようにしましょう。べったりつくと良くないです。

このように、ネギの栽培は、とても簡単です。無農薬で作れます。初めての家庭菜園にはもってこい!収穫を楽しんで見てください。

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