イタリアンパセリの栽培方法と栽培期間 室内やベランダー大丈夫?病気と害虫対策。

刺身のつまみや、お弁当に入ってるパセリが栄養価が高いと聞いたことはありますよね。
パセリは、鉄分と鉄分の吸収を助けるビタミンCが入っているので特に女性におススメなんです。
アピオールという殺菌成分があるので、口臭予防や雑菌の繁殖を防ぐ力もあります☆

パセリは栄養があると分かっていても、ゴワゴワと食べにくいし、苦いし、独特の味がしませんか?
もちろんパセリ好きにもお勧めですが、触感や味でパセリが苦手な方は、是非一度イタリアンパセリを試してください。
イタリアンパセリは、パセリよりも食べやすく、そして香りがいいんです♪

私は水餃子のスープの香りづけに使っています。
脂っこさをサッパリとさせてくれるので中華に意外に合うんです。
オーソドックスにオムレツに混ぜても良し、サラダに入れても良し、パスタにも、もちろん合いますよ♪

イタリアンパセリを栽培をして、手軽にいつもよりちょっとだけ栄養価の高い食事をしませんか?
美容にも効果があるはず。

お店でイタリアンパセリを買うことは難しいですが、栄養価がたっぷりのおしゃれな食事が栽培することで手に入ります♪

それでは、栄養たっぷりのイタリアンパセリの栽培方法をご紹介します。

★イタリアンパセリの基本情報
科名 / 属名:
セリ科/ オランダゼリ属
パセリという名は、ギリシャ語では「岩場セロリ」という意味です。「パ・セリ」なんです。
古代ギリシャ(3世紀~4世紀)では、勝利者の証としてパセリで編んだ冠を与えていたそうです。
イタリアンパセリは初心者向けの育てることが簡単なハーブの一つです。

イタリアンパセリは2年草と言われています。
2年草とは2年目に花が咲き、枯れるサイクルを持つ植物のことです。
※実際に育てている経験から言えば多年草です。根がしっかりしている場合、花が終わったあとも枯れません。

★イタリアンパセリに適した土
土壌:市販のハーブ用培養土や野菜用培養土で問題ありません。
土作り:自分で一から土を作りたい場合は、赤玉土と腐葉土、バーミキュライトを6:3:1の割合で混ぜると良いです。

イタリアンパセリは育てやすい植物ではありますが、栄養が足りなくなると葉が黄色くなります。
また、栄養が足りず弱くなると油虫がつくことがあります。
その為に、予め無農薬・有機栽培を心掛けているところの肥料を含んだ土を選ぶと良いです。
しっかりとした土を選んでおくと追肥の心配もなく、スクスクと育ち、美味しい栄養価の高いイタリアンパセリに育ちます。
安心して食べられますよ♪


★イタリアンパセリに適した鉢
鉢:素焼きの深鉢 
※多湿は好みませんが、プラスチックの鉢でも問題ありません。
イタリアンパセリは葉は横に伸びますが、根は下に伸びます。そのため浅鉢はあまりお勧めしません。
背丈は花が咲くときには50㎝くらいに伸びます。通常は20㎝程です。
苗間は20㎝くらいあけるのが理想ですが、小さめな鉢でもしっかりとした栄養がある土を選んでさえいれば全く問題ありません。


★イタリアンパセリの苗VS種
イタリアンパセリは苗を買ってきた方が楽です。
すぐに食べれます♪
葉っぱが育つスピードは速くないので、使う頻度にもよりますが、日常で使うには3苗くらいあると便利です。
身近に苗が売っていなかった場合は、種から育てることも出来ます。
食べれれるようになるには4ヵ月~5ヵ月ほど時間がかかります。
発芽率が低いと言われますが、経験から種の発芽率は少なくとも60%はあります。
実際に育てるのは3苗ぐらいなので、種からでも何の問題もありません。

≪種から育てる注意点≫
発芽は20℃前後あれば発芽します。
気温に合わせて4月初旬~6月末、9月初旬~10月末に種を植えると良いです。
発芽までに2週間から1か月ほどかかります。
種を撒くときは土はかぶせる程度にかけ、毎日霧吹き等で水をあげてください。
発芽したての双葉に水やりをあげるときは注意が必要です。
水やりで茎が折れて枯れてしまうことがあります。
下から水をあげたり、霧吹きで水をあげるなど工夫すると折れることはなくなります。
でも、ジョウロで水をあげても、折れてしまうものもありますが、元気に何本は育ってくれるので残ったものを大きく育てれば良いです。


★イタリアンパセリの栽培期間
■イタリアンパセリの種まき時期:4月初旬~6月末、9月初旬~10月末
■イタリアンパセリの収穫時期:1年中収穫可能
 (イタリアンパセリの開花時期:9月中旬~10月末)
※花が咲きそうになった場合は、花芽を摘み取りましょうと書かれていることが多いですが、摘み取っても無駄です。
しばらくしたら、また花芽ができてしまうので、綺麗さっぱりあきらめた方が良いです。
種がたくさん取れるので、種を取りましょう。
次回より花芽ができた時に種をまき、次のイタリアンパセリを育て始めると良いです。


★イタリアンパセリの置き場所
イタリアンパセリの最適気温は15~20℃です。
日当たりのよい場所または半日陰で育てましょう。ひょろりとして葉の色が薄い場合は日光が足りていない証拠です。
強い日差しにも負けませんが、葉が深い緑になり硬くなります。
夏は簾の内側で育てるくらいが丁度良いです。

耐暑温度は35~30℃と強く、耐寒温度も5~0℃と強いために、プランターをベランダや室外に出しっぱなしで育てられます。
霜さえつかなければ問題です。
室外で育てた方が楽なので、室外をお勧めしますが、室内で育てることも可能です。
室内で育てる場合は出来るだけ日が当たる場所が望ましいです。
花が咲く時期だけ、草丈が50㎝と大きくなりますのでご注意ください。


★イタリアンパセリの水やり
水の与え方:乾燥に少し弱いです。夏は毎日たっぷりと水をあげてください。冬は土が乾燥してからあげてください。
食べることを想定して、毎日葉っぱを洗うように水をあげましょう。


★病気と害虫対策
プランターで育てる場合は、特に放っておいても害虫は発生しません。
稀に弱っている場合に油虫がつくことがありますが、栄養を与え、毎日葉を洗うように水をあげると知らない間にいなくなります。
病気にかかったことは一度もありません。

イタリアンパセリは香りがいいです♪
油っぽいものをサッパリとさせてくれます。
また、年間を通して収穫できるのも嬉しいですよね。

パセリが苦手な方は是非イタリアンパセリを試してください。
新しい料理のレパートリーが増えますし、どんな料理にもササッと色どりを与えてくれます。
見た目だけではなく、栄養たっぷり、口臭予防にもなるイタリアンパセリを育てない手はないですよ♪

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