ニラの栽培方法 プランター、株分け、種まきのまとめ。

はじめに

ニラはパワーが付く食物で、匂いがキツいですが私は大好きな食べ物です。

餃子やニラ玉、ニラレバ、野菜炒め等、週に二回はニラの料理を食べる程ニラ好きで、畑を始めたその日に植えました。

とても強い作物で、大分収穫出来、楽しめる野菜なのです。

1.ニラの栽培方法 プランター 種蒔き

3月に種蒔きをして、6月植え付け、収穫は6月過ぎから10月頃迄出来ますが、一般的には1年目は収穫せずにカブを大きくして2年目の春から夏に掛けて収穫します。

私の畑では3月に苗を植えて6月には収穫して食べていましたが。

3年目の4月か9月に株分けをして、苗の植え付けから同じサイクルで栽培して行きます。

種蒔きの3週間前に堆肥を入れて耕しておき、表面を平に馴染ませておき、2週間前に石灰を入れて耕すのが一般的です。

私の場合は、鶏糞を堆肥として使用し、石灰は撒きませんでした。

プランターの場合は、培養土を入れて表面を平らにしておきます。

条間10~15cmで撒き溝をつけて、2cm間隔で条撒きし、軽く土を掛けて土を押さえ、たっぷりと水をあげておきます。

土が乾くと発芽率が落ちるので、モミガラを撒く人も居ますし、不織布をベタ掛けする人もいました。

発芽後に3回程に分けて間引いてゆき、株間20cm程度にし、種を植えて30日後と60日後には追肥をします。

育苗の場合は、草丈20cm程で根を傷つけない様にして、3本づつを畑に定植する様にします。

ニラの根には拮抗菌が居る事で土壌病害を抑えてくれる為、コンパニオンプランツとしての役割も果たすので、近くに土壌病害に弱い野菜を植える事も効果を出せる方法の一つとなります。

又、1度栽培する事で何年も収穫可能な多年草なので、植える場所をきちんと計算する事で、様々な効果を産み出してくれますし、1本で植えると大きくなりづらく、密植し過ぎる事でも株が大きくならないため、3本位を1セットにするのが理想的とされています。

私の場合は、畑に4つの畝を作ってあり、その畝の端っこに畝に対して垂直方向に一列ニラスペースとして作ってありますが、逆側にも来年は一列作り、畑を囲んでしまおうかと考えています。

ニラは他の野菜同様に分かれ目になって居る所が成長点なのでこの生長点を隠さない様に土寄せして大きく育てる事が大切です。

一般的には1年目は収穫せずに株を充分に大きく育て、冬には枯れますが、放置して翌年〜の収穫を楽しむやり方になりますが、一年目から収穫するのなら、夏にしっかり育てて、秋に一度捨て刈りと言う硬くなった葉を刈ってから、その後伸びて来た柔らかい葉を収穫するのがセオリーとされていますが、私は、そんな硬い葉も茹でて食べましたし、伸びてくれば収穫して、様々な料理に使っていて、夏場の冷たいおそば等にはニラも一緒に煮て、東北形式でニラ側のザル盛りで楽しませて貰いました。

草丈20cm以上で収穫ですが、舌から3cm程を残してハサミで切る事で、また生えて来て何度も収穫する事が出来るので、根から引っこ抜く様な収穫はお得では無く、何度も切るうちに、強いニラになって行きます。

収穫したら、追肥をして中耕するのが一般的ですが、この追肥をお礼肥えと呼び、私の場合は水もたっぷりあげる様にしています。

又、追肥は収穫後にやるのが基本ですが、私の場合は、定期的に少量の鶏糞を撒いたり、草木灰や米ぬか、ワカメの刻んだもの、油かす、馬糞等を撒いたり、水肥をあげたりして、畑の周囲で様々な動物が生活している様な環境になる様に配慮していますし、農薬や化成肥料は一切使わなず栽培しています。

朝切ってお昼ご飯に使って食べていると、いつの間にかニラが伸びている程の生命力が有ります。

家の畑では今年は10回程収穫が出来ましたが、上の畑の仲間も、家のニラを食べて美味しかったらしく、栽培していますが、やはり何度も切って収穫する事で強くなる様に見えます。

収穫が遅れてしまうとスジが目立ち葉先が垂れ下がって来ますので、タイミングを見極める事が大切です。

夏には花茎が出てトウ立ちしますが、放っておくと株が枯れてしまうので、花を蕾のうちに摘み、これは天ぷらにするととても美味しく頂けます。

冬場は休眠させる事で、翌年の春から再び収穫する事が出来、最後の収穫で3cm程残しておく事が大切です。

2.株分け

大抵は、2年以上栽培を続けると分げつして葉数が増え、葉の幅が狭くなりますので、3年目の4月か9月の涼し目の時期に株分けし植え直しをします。

根を傷つけない様に丁寧に掘り起こして、3本位ずつを纏めて植え直します。

おわりに

私の畑では、良く畑仲間達とお昼ご飯を畑の横のBBQ会場で作って食べるのですが、ニラはいつも大活躍をします。

うどんやそばにも一緒に茹でてアクセントとして楽しめる食材ですし、おじやの様なものを作る時にもネギ等と一緒に刻んで、入れる事で薬味として重宝します。

やはり皆の人気は、モツ入りのキムチ鍋にどっさりのニラを入れて食べ、〆にうどんかご飯と溶き卵を入れ、更にニラをそこで増量して一煮立ちさせたものになります。

畑の横のBBQ会場では、2つのドラム缶が有り、火は炊き放題ですし、小降りのコンロも机の上に有り、更にカセットコンロも有るので、都合4つの火を扱う事が出来る為、大勢が集って、収穫した野菜で何かを食べる事はしょっちゅうしています。

クーラーボックスも2つ有るので、漬け物等も採りたての野菜をすぐに処理して新鮮なうちに漬ける事が出来る為、充実した昼食を皆で楽しめるのです。

ビールや焼酎を持って来てくれる仲間も居るので、休日の畑は大盛り上がりで交流を深め合えますし、互いの収穫物を料理したり分け合ったりして、和気あいあいと良いムードになります。

BBQのドラム缶の近くに大きめの木があり、そこにはホワイトボードを吊るして有り、皆メッセージを書き合うのですが、次は鍋パーティをしようと言うメッセージが現在書いて有り、皆日にちが確定するのを楽しみにしているところです。

鍋パーティの時は、私は白菜と大根、水菜と前に収穫して冷凍してあるニラを提供する予定で、お隣さんは人参、上はシュンギクとホウレンソウ等それぞれが作った野菜を食べる企画で、鍋以外にも漬物屋サラダ等を用意するので、朝早くから収穫して仕込んで昼に間に合わせると言う、忙しい日になりますが、ビール片手にワイワイ仕込むのも楽しみの一つです。

畑をやる事で、こんな贅沢な時間を過ごせるので、多くの人が無農薬の安全で安心して食べられる美味しい野菜を作って食べられる様になると素晴らしいと感じています。

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