(シソ)紫蘇の栽培方法 簡単なの?室内は可能?害虫対策は?収穫と食べ頃は?。

『(シソ)紫蘇の栽培方法 簡単なの?室内は可能?害虫対策は?収穫と食べ頃は?』

夏にあちらこちらに自生している紫蘇を見かけますよね。
紫蘇は生命力が強い植物です。

スーパーで紫蘇を買うのもいいのですが、水浸しになっているので衛生面が気になります。
保管方法も、どれが正解なのか分かりません。
ちょっと嫌だと感じていた時にTVでスーパーで購入する紫蘇より、育てた紫蘇の方が葉が柔らかく美味しいという情報を聞きつけました。

そこで、自分で育てたほうが楽で良いのではと考えて育て始めました。
実際に自分で育てたほうが良かったです。
そのため毎年育てています。

豆腐にネギに紫蘇♪
古き日本の夏の食事を彩る紫蘇について今回はご紹介します。

★紫蘇の基本情報

科名 / 属名:シソ科 / シソ属
中国原産の一年草です。
紫蘇の名前の由来は、「死から蘇る」です。
太古の昔から食中毒に効果があると分かっていたそうです。
現代では、しそ独特の香り成分であるペリルアルデヒドに強い抗菌作用があり、 食中毒の予防に効果があることが判明しています。

紫蘇は初心者向けの育てやすいハーブです。
強い生命力と独特の香りから虫が付きにくいです。
普通のハーブよりは葉が柔らかいので、青虫やバッタが付くことがあります。
30℃を超えるときに成長がストップすることがあります。
種を撒く時期が遅すぎて、小さいままで夏を迎え、秋になってまた育ち始めたという失敗をしたことがあります。
苗を買えばこんな心配は要らないですけどね♪

★紫蘇の種類

葉の色によって青ジソ、赤ジソ、葉の形状によって平葉、縮れた縮緬に分かれます。

紫蘇を選ぶときにおススメする選び方は香りで選ぶことです。
大きくなっても香りは変わりません。
なので、選ぶときにしっかりと香りを確認して、自分の好きな香りのものを選びましょう♪

★紫蘇に適した土

土壌:市販のハーブ用培養土・野菜用培養土で問題ありません。
土作り:自分で一から土を作りたい場合は、赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜると良いです。

どちらの場合もしっかりと肥料を与えてください。
栄養が足りないと成長がストップすることがあります。
化学肥料を使わないためにも無農薬・有機栽培を心掛けているところの肥料を含んだ土を最初から選んでおくと良いです。
栄養がたっぷりとした肥沃な土では、葉が柔らかく、スクスクと育ちます。

★紫蘇に適した鉢

鉢:大き目な鉢 
※鉢の素材は、どんな鉢でもOKです。
プランターで育てる場合、紫蘇の草丈40㎝程になります。
大きくしたくない場合は、摘芯と葉を適宜採取して食べるといいです♪

★紫蘇の苗VS紫蘇の種

種と苗のどちらを購入しようか悩んでいるなら、苗をお勧めします。

ただし、紫蘇は苗一つ一つ香りが違います。
香りが強いものもあれば弱いものもあります。
また品種改良されて育てやすい紫蘇もあれば、食用の柔らかい紫蘇もあります。
思い入れがある種ならば、種から育てると探し出す手間は省けるかもしれません。
種から育てるのは、時間がかかりますが難しくはありません。
失敗したら、その時に苗を買ってくればいいです。

種から育てる場合は、発芽に3週間くらいかかります。
発芽や生育には15℃以上の気温が必要になります。
真夏の30℃近い日々が続く成長がストップしてしまいます。
そのため、早めの種まきを心掛け、少なくとも5月中旬までには種を撒くことをお勧めします♪

★紫蘇を育てる環境

栽培適温:25~30℃
風通しのよい半日陰を好みます。
苗との間隔は20㎝あけると良いですが、しっかりとした栄養のある土を使っている場合は4㎝くらいでも十分育ちます。

■室外
耐寒、耐暑ともに強く、35℃を越えても枯れることはありません。
土植え、プランターどちらでも育ちます。

■室内
紫蘇は耐陰性がある植物です。
多少、日に当たらなくとも育てることは可能です。
ただし、もともと日光を好む性質です。
成長が遅くなり、大きく育たない可能性はあります。

★紫蘇の水やり
水の与え方:毎日たっぷりと水をあげてください。
葉っぱからも水分を吸収するので葉にかけて、葉を洗うように水をあげます。

★収穫と食べごろ

■葉の収穫時期
収穫の時期は5月初~9月末です。
下から収穫しましょうという方もいらっしゃいますが、小さな若葉を残していれば、どこから収穫しても良いと思います。
ポイントは大きくなりすぎる前の柔らかい美味しそうなものを選ぶこと。
逆に大きくなり過ぎたものや、葉の表面にみずみずしさがないものは積極的に取り除きましょう。
取り除かないと他の葉に栄養がいきわたらず、育ってほしい葉がなかなか育ちません。

■花穂紫蘇の収穫時期
花が3割ほど開きかけた状態で収穫しましょう。

■穂紫蘇の収穫時期
花が落ちた後、実が白い時期に収穫しましょう。
紫蘇の実の佃煮ができますよ♪

■紫蘇の種の収穫時期
紫蘇は種が完熟すると自然に種が落ちてしまうので、落ちる前の穂が茶色く色づいたときに、あらかじめ穂を切り取ります。
1週間ほど種が落ちないようにして乾燥させます。
黒い種を回収して、炒ると栄養価が高いふりかけなどになります。

★害虫対策

プランターで育てる場合でも、青虫が発生することがあります。
葉に穴が開いていたら気のせいだと思わずに、早めに葉を一つ一つチェックしてください。
見つけにくい小さな緑色の青虫が葉を巻いた中にいます。
一匹見つけたら他にもいると考えたほうが良いです。
しばらくは、念入りに見守ってください。
若い美味しいところを食べてしまうので早めに対処しましょう。
また、バッタもよってきます。
衛生上、気になりますが被害は少ないです。

夏のひんやりとした料理に味を添えてくれる紫蘇。
煮びたしのアクセントにも使えます。
そうめんのお供に天ぷらにするのも良いです♪

紫蘇を育てて、日本の夏の味覚を楽しみませんか?

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