カブの栽培方法と栽培期間 プランター、害虫、間引きのまとめ。

はじめに

漬物や味噌汁、葉っぱを炒めたり、茹でて酢みそでも美味しい和食には書かす事の出来ない食材のカブですが、何故か私の畑では栽培した事がありません。

私の畑に3回程遊びに来て、すぐに私の畑の上に畑を借りて一緒に畑をやっている仲間が、春に植えて美味しそうに収穫した物を、彼の行きつけのお店でさっと料理して貰って、一緒に食べたのですが、格別に美味しい漬け物に変身しました。

彼とは、昔からの飲み仲間で、畑を借りた時に私とは違う作物を作り、交換しようと言う事で、定番以外は互いにダブらない様に互いに多くの種類を食べられる様にしていて、畑は其れ程大きくは有りませんが、シェアする事で色々な味が楽しめます。

他の畑仲間も、個性的な物が出来た時は、分け合っているので、良いチームワークだと思っています。

1.カブの栽培方法と栽培期間

カブは真夏は栽培出来ないので、その前後の、春撒き(3~6月)と秋撒き(8~10月)によって一年に2回の収穫で楽しめます。

カブは大きく分けて小カブ(直径5~6cm)、中カブ(直径10cm程)、大カブ(直径15cm以上)の3つに分類され、形や色は様々な品種が存在しています。

撒く時期は、それぞれの種に書いて有る時期に撒く事になり、品種等でその種に合った時期に撒く事が大切で、撒く時期を少しずつ変える事で、長い期間に渡って収穫する事が可能になります。

基本的に植え替えは出来ない為、畑やプランターに直播きになります。

連作障害を避ける為にカブを1~2年栽培していない土地に堆肥を3週間前に撒いて耕し、2週間前に石灰を入れて耕しておきます。

仲間の畑の肥料は鶏糞と油かすでしたし、石灰も苦土石灰を使用していましたが、現在の秋撒きでは、肥料を一切使わず土の力だけでやってみると言い、肥料無しでチャレンジしている様です。

1週間前に元肥を入れて畝作りをするのが一般的ですが、仲間はやはり肥料を入れずに高めの畝を立てています。

良く耕さないと、大根と同様にカブの実の形が悪くなったりしますので、土を細かくなる様に良く耕すのが一般的です。

カブは大食いなので、肥料は多めの方が良く、バランスの良い肥料が適していますので、鶏糞等が良いと考えられますし、リン酸が多いと良く大きくなりますので、米ぬかや骨粉等を足すのも良いと考えられます。

ちなみにカブはアブラナ科なので、コンパニオンプランツとしてはキク科のシュンギクやレタス、セリ科の人参等を近で栽培する事で、害虫被害が低減されます。

条間20cm程度で条撒きして、軽く土を被せて土を軽く押さえた後にたっぷりの水をあげます。

条撒きにする事で互いに競い合って根を伸ばすので、発芽が促進され生育も良くなる事と、質の良い物を残して間引きが行なえると言う利点があります。

春蒔きは特に害虫が付き易い事から、種まき直後に防虫ネットを掛けたり、寒冷紗をベタ掛けする人が多く見られ、早春に撒いたり、晩秋に撒く場合は寒さ対策でトンネル掛けする人もいます。

追肥は2回目の間引きの後に行なうのが一般的で、条間に肥料を施し、手で土が堅くならない様に土寄せを行ないます。

仲間は、追肥はしていませんが、土寄せは行なっていました。

種を撒いてから約45~60日で収穫になり、地面に見えているカブの白い部分が大きな物から収穫しますが、収穫が遅れてしまうと玉が割れてしまったり、スが入り味が落ちるので、良く見極める必要があります。

2.プランター

プランターでの栽培は60cm以上で深さ15cm以上の中型標準サイズで、4~6株栽培出来ますし、大型で2条で育てる事も可能ですが、根が小さく育つミニ種を栽培するのがおすすめになります。

プランターのそこに鉢底石を敷く事で排水性を高めておくと良く、土は8割程度にする事で水やりが楽になります。

3.害虫

・ニセダイコンアブラムシ
暗緑色の体長2mm程の小さな虫が吸汁加害し、モザイク病のウイルスを媒介します。

・カブラハバチ
芋虫状の黒藍色の幼虫が葉を食害します。

・ハモグリバエ
乳白色の幼虫が葉を食害します。白い筋状の食痕がこの虫の被害だと判らせてくれます。

・アオムシ
緑色の小さなイモムシが葉を食害します。

・キスジノミハムシ
成虫は葉を食害して、幼虫は根を食害します。ざらざらとした肌になるのはこの幼虫の食害が原因になります。

・コナガ
1cm程の淡緑色の幼虫が葉を食害します。

・ハスモンヨトウ
イモムシ状の幼虫が夜間に葉を食害します。

4.間引き

1回目の間引きは本葉が出たら行ないます。

2回目は本葉3枚の時に行ない、3回目は本葉5枚で間引き、株間は小カブ10cm、中カブ20cm、大カブで30cm程度になる様にします。

間引きを1回で済ませてしまうと、実割れの原因になり、間引きが遅れることも実割れの原因になります。

間引いた葉も食べられるので、味噌汁やサラダにして美味しく頂く事が出来ます。

おわりに

仲間の秋撒きのカブは順調に育っているので、その内に味見をさせて貰える事を楽しみにしています。

この様な記事を書いていると来年の春には自分でカブを栽培してみたくなりました。

追伸

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