見出し画像

鏡石に移住して2か月半。今だからこそ伝えられる移住の楽しさや気づき。

皆さまこんにちは!

町内のいろいろなスポットを巡るうちに大体の道を覚えることができて、最初は不安だった車の運転もだいぶ楽になりました!
鏡石駅から町内のだいたいの観光スポットや飲食店まで、車で10分以内で行けるので、重度の方向音痴な私でも(ほぼ)道に迷うことがなく助かっています!

鏡石町のマップ。町の中心に鏡石駅があり、交通の利便性が高いです!

さて、私アグリSYは、鏡石に移住してから2か月半が経過しました。
皆さま、「移住」と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか?

新たな場所で生活できるワクワク感がある!
・環境が大きく変わるので心機一転、リフレッシュできる!

といったメリットがある一方で、

・買い物に行くだけでも遠くて大変…
・人付き合いが面倒そう…

といったデメリットがあると想像している方がいらっしゃるのではないでしょうか。

実際のところはどうなのか、鏡石への移住を実体験している私が、
・移住してよかったこと
・移住して大変だったこと
・鏡石についてのイメージの変化

についてお伝えします!

ぜひ地方移住への参考にしていただけると嬉しいです!


移住してよかったこと

①自然に囲まれていて空気が良い

やはり、東京との最大の違いは何といっても「自然」に尽きると思います!

住宅街を抜けると田んぼが広がっています。
青空と緑に囲まれた開放感のある景色は、東京では味わえない魅力です!

「ふくしまの遊歩道50選」にもなっているグリーンロードがあり、ウォーキングやジョギングをするのに適しています!
私も週2、3回は町の散策やランニングをしています。
そのおかげか、東京にいる八芳園のメンバーから「鏡石に行ってめっちゃ生き生きしてるじゃん」と言われました笑

グリーンロードの写真。すぐ横を小川が流れていて散歩している方もたまに見かけます。

②人間関係が濃すぎず、程よい距離感

田舎暮らしあるあるで、
「プライベートな情報がすぐに広まる」
「人との距離感が近い」
ということをよく耳にするかと思います。
実際、移住する前に私が一番心配していたことは、近隣住民との人付き合いや風習についていけるかどうかでした。

では実際に鏡石に移住してどうだったかというと・・・
もちろん鏡石町内でも地域差はあると思いますが、少なくとも私は鏡石に来てからこれまで人付き合いで困ったことは一度もありません!

鏡石で営業しているパン工房陽だまりさまとの写真。店にお伺いする際にはよく談笑しています!

町の方々に話を聞くと、「町外から引っ越してきました」というケースが結構あります。移住者も温かく迎え入れてくれる地域内のコミュニティなのではないかと感じています。
「移住者にとって住みやすい町」と言えそうです!

③知り合いが増えた

①・②が移住前に期待や不安を持っていたことだったのに対して、こちらは予期せず嬉しかったことです。
鏡石町にはとてもフレンドリーな方々がたくさんいらっしゃいます!
就農体験でお世話になっている農家さんも、農作業のやり方だけでなく、農業の面白い点や大変な点などいろいろな話をしてくださいます。

就農体験でお世話になっている飛澤さまとお話ししているときの写真。
休憩時間に農家さんとお話しする時間が何よりの楽しみです!

農家さんにとっては普通の話でも、農業初心者の私にとっては初めて聞くことや衝撃を受けることも多くあります。

また、よく訪れる飲食店や駅直結のお店「かんかんてらす」のスタッフさんとお話しできる機会も徐々に増えています。
首都圏に住んでいた時よりも交友関係は確実に広まっています!


移住して大変なこと・注意点

移住してよかったことはたくさんありますが、一方で気を付けるべきこともゼロではありません。

・車はあったほうが便利
鏡石はとてもコンパクトな町なので、「頑張れば」徒歩でスーパーや飲食店に行ったり、岩瀬牧場や田んぼアートといった観光スポットを回ったりすることは可能です。
ただ、基本的には車の利用をお勧めします。

一例として、鏡石駅から岩瀬牧場までのマップをもとに説明します。

駅から岩瀬牧場まで約2kmです。
牧場としては駅からとても近いですが、それでも徒歩で25分近くかかります。

特に夏場だと歩くには厳しい距離だと感じます…
私もこのルートを歩いたことがあるのですが、田んぼが続く道なので爽快感はありつつも日差しは避けづらい道が続きます。

また、須賀川市や郡山市など近くの市町村に行く機会もあると考えると、
車もしくは最低でも自転車はあったほうが便利です。

・虫が多い
移住して最初の2週間は自宅に虫が入ってきて悩まされていました。
虫除けの商品を複数購入して設置すると、たまに部屋に入ってくる程度になりました。
虫に睡眠を妨害されることも最近はなくなったので、今ではあまり不快感はないです!

もし田舎暮らしを検討している方がいたら虫対策は移住初日に実行することをお勧めします!


鏡石の移住前のイメージと実際の違い

noteの初回投稿にて、鏡石に対する移住前の段階でのイメージについて、以下を挙げていました。

農業が有名な印象、田畑が広がっている
②東北道に乗っているとすぐに通り過ぎる
③「田んぼアート」は聞いたことがあったが、それ以外の観光スポットは知らない

2か月過ごしてみてイメージが変わったのかというと・・・
だいたいはイメージ通りですが、①と③については少し考え方が変わりました。

①農業が有名な印象、田畑が広がっている
→田んぼが広がっているのはイメージ通りでした。ただ、想像していたよりも住宅地が多く、住宅街と農地がうまく区分けされている印象です。
「自然を感じながら人の賑わいも感じることができる」町です!
そして、農業の面では当初想定していた以上に多品目の野菜・果物が栽培されていることを知りました。

これまで就農体験でお世話になった農家さんだけでも、これだけたくさんの農産物を育てています。

野菜:きゅうり、トマト、玉ねぎ、ネギ、なす、にんじん
果物:桃、りんご、梨、いちご
その他:米、きくらげ、花卉

和田農園さまで収穫した玉ねぎ。
味も甘くて食感がしっかりしているので一度食べてみてほしいです!

もっと鏡石の農業や農家さんの魅力、鏡石の食材を使っている飲食店などの情報を集めてPRすることができれば、「鏡石は農産物が豊富な町」ということを広めることができるのではないかと思っています!

③「田んぼアート」は聞いたことがあったが、それ以外の観光スポットは知らない
→田んぼアート以外にも、一度は訪れてほしいスポットが見つかりました!
何といっても岩瀬牧場は面白いスポットです。
すでに一度noteでも紹介したソフトクリームは本当におすすめ!

岩瀬牧場のプレミアムミルクソフトクリームを再プッシュ。
とても貴重なブラウンスイス牛の牛乳を使用していて、濃厚な味わいが特徴です!

夏季限定開催のとうもろこし迷路もチャレンジしてみる価値ありです!

岩瀬牧場のとうもろこし迷路。
なんでも東北では最大級の規模を誇るそうです!

とうもろこしが2m以上の高さまで成長している姿は圧巻です。
「普通に行けるのでは?」と思っていたのですが、これが意外と迷うんです。
15分~20分近く迷路をさまよってしまいました…笑


おわりに

今回は、移住のメリットデメリットについてお伝えいたしました。
今のところ、鏡石の移住についてポジティブな感覚を持ち続けることができていて、楽しく生活できています!
交通の利便性がありつつも自然を満喫できる町なので、もし興味があれば1度足を運んでみるのはいかがでしょうか?

また今後も移住に対しての心境の変化や鏡石に対するイメージの変化があった際には、記事を投稿できればと思います。

今後の記事もお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?