見出し画像

農家の生活ってこんなかんじ

今日もひたすら、ねぎを愛でた日でした。

愛でたとか言うと、ちょっと気持ち悪いなと思われそうだから、ねぎを管理した、という方が良いかもしれないですね。

今日も、先日植えたねぎの成長を助ける作業をいろいろしてきました。
今日作業した畑の半分はこんなかんじ。

こっちから向こうまでは何メートルくらいあるのかなぁ。
測ったことはないので分からないですが、
結構長いです。

何往復かすれば、健康系のアプリがものすごく褒めてくれるくらい、長いです。


うちは代々農家の家だから、畑はたくさんあるんだけど、
ねぎ農家をやるにあたって借りている畑もあるから、それなりに土地があるのです。

土地があって、広くて、大農家で稼いでいそうーというのは昔の話で、
今は出荷しても安いし、何よりこの地域は人がいないから、
植えるのも育てるのも収穫するのも本当に大変。

手がかかる割には稼げないものだなと
私は思っています。

農家育ちではない私はある程度その感じを理解していたから農家は選ぶべきではないと思っていたけど、
農家育ちの夫はどこまで分かっていたのか定かではなくて、
結局私と結婚後しばらくして脱サラして農家になって、今に至ります。


まぁ結婚なんてそんなもんなので、
負の感情はこの辺にして(笑)


農業はやっぱり面白さもあるなぁと思う。

植えたものが確実に育っていくのも面白いし、
草取りをしていても、雑草の生命力をものすごく感じるし(笑)
太陽を浴びているから精神的にも良い気がする。
農業の機械も、扱ってるととても面白い。

あと、変な人間関係で悩むことがない!

私は義理の家族と一緒だから少し例外だけど(笑)

赤の他人と混ざってごちゃごちゃ面倒なことに巻き込まれる心配はない、って感じ。

基本的に、個人の裁量で全ての仕事をやっていてさほど上下関係もないから、
ある程度慣れて、全て自分でやれるようになれば、すごく面白いと思う。

私は今年、農業1年目みたいなもんだから、
何から何まで教わってる感じだけど。


でもやっぱり、体を使うから、ものすごく体力を使うのは間違いないですね。

仕事を終えてすぐ保育園に迎えに行くんだけど、
晴れた日の仕事を終えた瞬間なんて、
ポーッとして動けない時がある。

その状態で無理矢理動いて保育園に迎えに行くという…(笑)

なんとも大変な仕事ではあるけど、
身体的な疲れを取るか、精神的な疲れを取るか…

私は今、身体的な疲れの方がいいなぁとは思っています。

精神的に頑張ってた仕事を経験したことがあるからこそ、今はその頃に比べたら幸福度は高いと思う。

収入は少ないけど。笑


これは農業やるにあたって大事なことだけど、
収入が安定しないのも農業の特徴かな。
特にこの地域は雪国だから、冬はほとんど収入がなくなる。
知り合いの農家は、冬だけバイト?パート?している人もいるくらい。

その分、夏はうまいこと出来れば稼げるけど、
通年で考えれば、今のところ私たちレベルでは、一般的なこの辺の中小企業と大して変わらないんだろうなと思う。

少量多品目でやっている農家も多いけど、
この地域はねぎをブランド化しているということもあって、
うちは少しの稲とあとは全てねぎ。

とにかく良いねぎを育てて出荷します。

私が住んでいる市の農家は、ほぼ同じようなねぎ農家なんじゃないかなと思う。

農業は自然相手だから、
思い通りにならないことも多々あるし、
自然災害のリスクもあるし。

そういう意味で、全然安定はないですね。

さて、最後に、うちのねぎの紹介。

今のところこんなかんじ。

いろんな角度から(笑)

順調です。
最近、梅雨になると大雨降って大変なことになる年があるから、それだけ無いように願っています。

今年はどうかな…

このまま順調に育って、無事に良いねぎを出荷したいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?