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立ち止まって観察する大事さ

兵庫県立美術館へキース・ヘリング展に行ってきた。
知らない土地に足を運ぶ楽しさもふまえて、作品がどれぐらいあるか、どんなブースで構成されてるのかとなのかと考えながら電車に揺られてた。

力強い線でかかれ、表情は書かれてないのに、書かれてるキャラクターの感情が伝わってくる。
複雑な色使いはなく子供でも認識しやすい絵が書かれてるのが特徴的な絵は僕の頭に楽しさを伝えてきた。

楽しい絵は僕の足の自由を奪い、張り付けにさせた。

1つの絵をまじまじ観察して、何を伝えたいのか考え、好きなポイントを見つけ、解説を見て絵をまた見る、としてるうちに普段ゆっくり観察する時間が存在してない事に気がついた。

自由に時間を調整できることが好きなのかもしれない。
そう思うと、映画が苦手なのに理由がつく。
対局にある本は自分でストーリーを動かせるから好きだ。

情報がありふれて、おかしくなりそうなこの世界。その流れに身を任せるんじゃなくて、止まって物事をふかーく考えてみてもいいかも。
この時代だからこそ、美術館は必要なんじゃないかな。

行ってよかった。



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