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Rain Drops『雨天決行』[現地レポ&グッズレビュー]

 Rain Drops 1st Live『雨天決行』に参戦したあごひげ20cmです。ジョー・力一推しです。

 当日の雰囲気を現地目線で共有できればと思い、こうして筆を執りました。
 この記事は、ただイベントを振り返るだけでなく未来に続けていくための『何か』を遺したいというモチベーションで書いています。具体的には、

・このご時世でイベントに現地参加するかどうかの判断材料
・東京ガーデンシアターでイベントが再び開催される際の参考情報
・似たようなグッズが出た時の使用感などの情報

……等々が、これからイベントに参戦する方々にうまく伝われば幸いです。


 自分は、同じく「にじさんじ」のイベントであるShout in the Rainbow 名古屋(2020年2月)、京まふ 京と秋のにじさんじ(同年9月)にも現地参加したので、感染症対策等を比較しながら紹介したいと思います。

▲京まふの現地レポnote。京都観光の話題に寄りすぎたという反省。


0. イベント概要&Rain Dropsの軌跡

[出演者]
・Rain Drops |緑仙、三枝明那、童田明治、鈴木勝、える、ジョー・力一 
・バンド演奏|Gt.奈良悠樹、Gt.堀崎翔、Pf.岸田勇気、Ba.ウエムラユウキ(ポルカドットスティングレイ)、Dr.ゆーまお(ヒトリエ)

[公演情報]
・日時|2021年8月26日(木) 17:00開場 / 18:00開演
・会場|東京ガーデンシアター(客席数 約7,000)

Rain Drops
 2020年1月、「にじさんじ」に所属する6人のメンバーが発表。同年5月に1st Mini AL『シナスタジア』、同年11月に2nd Mini AL『オントロジー』を発売。
 2021年3月に予定されていた1st One-man Live『雨天決行』は開催延期に…。ライブ会場で販売予定だったSingle『リフレインズ』は同年4月に発売。同年7月、「明日は日曜日」がドラマタイアップとして先行配信。1st Full AL『バイオグラフィ』の発売を翌月に控えた同年8月、『雨天決行』がついに開催される運びに!


1. 当日物販(13時~)の雰囲気

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 「物販は当日の13時から!それ以前には現地入りするな!」とのお達しが公式から出ていたので、13時ピッタリに会場に到着。列形成が始まっており、パッと見で500人くらい?が会場前に集まっていました(かと思ったら既に1,000人近くいて物販列が建物を一周していた模様)。 時間前に来ていたと思われる集団が自分よりも後ろに並ぶよう誘導されているように見えたので、早すぎる到着は良くないみたいです。

人数えぐ~!と尻込みしたものの、東京ガーデンシアターは待機列がかなり長く確保できる構造(全長MAXで1.5kmくらい?)だったので、パーソナルスペースを十分にキープしたままゆったりと並べました。
 幸いなことに、自分の前後はひとりで並ばれている方たちばかりだったので、周囲の会話も少なく(飛沫への不安も小さく)静かに並ぶことができました。

 ちゃんと数えたわけではないですが、不織布マスクが一番多かった気がした(体感8割以上)のも安心ポイント。次点で布マスク、特にスポーツタイプが多かったです。ウレタンマスク1枚の人は少数見かけました。
 自分は不織布+ウレタン(にじさんじライバーモデル)でしたが、2枚重ねでも息苦しくなく過ごすことができました。

 当日は超絶快晴(最高気温33℃)で熱中症も危惧されましたが、直射日光が当たるエリアがほんの一部で助かりました。なんなら直射日光エリアが一番風が強くて一番涼しかったまである。黙って立っているだけであれば、すこ~し汗ばむ程度の環境。
 スタッフから「水分補給を忘れずに!」という声かけもあったし、並んでいる人たちに塩飴を配ってくれたりもしました。ありがてぇありがてぇ……。

 並び始めた頃に「物販2時間待ちだって。。。」というツイートを目にして、「そんなに待つわけなかろうもん」と思いましたが、しっかり3時間かかりました。対あり。


 今回、残念ながら開演までにグッズを買えなかった人が出てしまったのは、次回以降のライブイベントの反省材料って感じですね。
(ライブ中、ペンライトも何も持たずにステージをじっと見つめている方を複数人見かけました。グッズを買えなかったのか、もともとそういう鑑賞スタイルなのかは定かではありませんが、もしも前者だったとしたら悲しいなと思ってしまいました……。)

[他イベントとの比較]
・今回は、20年2月のSitR名古屋(@Zepp Nagoya)の時よりも列にゆとりがありました。当時もマスク着用が義務とされていましたが、マスクを外して喋る方もチラホラいた記憶。(公演中の声出しOKだった頃で、まだ危機感が十分に浸透していなかったのだと思う。「治療法が確立されていない新病こわいね」くらいの意識。)
・同年9月の京まふ(@京都ロームシアター)の時みたいにチケット当選者に対して物販整理券を再度抽選して配布するのが、この情勢下のベストな気がします。参加者の拘束時間(=他の観客との接触時間)がグッと減るので。(今月開催のNijisanji Show Downや静凛ソロイベントは、この整理券方式ですね。ネット通販開始が早いのも良いと思いました。)


2. ライブ参戦のコーデ

 物販に並んでいる間は観客のコーデを観察して過ごしていました。自分がジョー・力一推しなのもあり、りきちゃん推しっぽい方を血眼で探す時間。りきちゃんコーデで一番多かったのは、りきいちモデルのマスクと、グリーンルージュのキャップ。公式グッズに頼らずに推しカラーである紫をうまく採りいれたオシャレな方も多かったです。

 自分は、派手色Tシャツ+Dickiesのハーフパンツというロックフェス仕様。全部りきちゃんの通常衣装をイメージして揃えた結果、むしろ緑が強すぎて緑仙推しと間違われそうなコーデでした。

 全体的に一番多くて目立っていたのは緑仙と明那のオタクでした。髪が緑だったり、赤だったり。痛バッグをよく見かけたのもこの2人。明那の場合は公式からスニーカーやTシャツが出ていたこともあり、特に見つけやすかったです。
 少数ながらも存在感があったのは勝くんの盟友Tシャツ。黒地に、白文字でデカデカと『盟友』と書かれているインパクト。

 単推しオタクだけでなく、箱推し!って感じの方々もいました。一期生全員の缶バッジを付けていたり、さんばかキャップをかぶっていたり。でびぬいを大事そうに連れて来ている方もいれば、大容量のひなPトートを持ってる方も。 一方、Rain Dropsのグッズがまだ少数(CD特典の缶バッジくらい)なこともあり、レイドロ全員推してます!って感じの方はまだ見当たりませんでした。


3. ガーデンシアター周辺の情報

 東京ガーデンシアター周辺の良さげな場所を2つご紹介します。また、「有明ガーデン」で検索すると他にも色々見つかります。イベント前後の計画を立てるときの参考にしてください。

① 泉天空の湯
 イベント会場のすぐ隣のビルにあります。24時間営業なので、イベント前でも後でもお好きな時にどうぞ。身を清めつつ、疲れを吹っ飛ばしましょう。自分は16時頃にグッズの購入が終わったので、開場までの間に利用しました。

 個人的に一番嬉しかったのはマッサージバス。腰掛けてスイッチを入れると足・腰・腕に強めのジェットが当たってめちゃくちゃ気持ちいい。グッズ列に3時間並んでクタクタだった身体がよ~くほぐれました。入館料は高めなのですが、これだけで利用して良かったと思えるレベル。
 隣のジェットバスは仰向けに近い姿勢になって腰や腕にジェットが当たるのですが、首を置くところがキンキンに冷えていてこれまた気持ちいい。頭寒足熱。

 天然温泉の露天風呂が低温/高温に分かれている点や、ドライ/スチーム塩と2種類のサウナがある点も高ポイント。自分は1時間しか滞在できませんでしたが、温泉好きの方であれば2~3時間くらい余裕で過ごせると思います。


② 豊洲市場
 ゆりかもめに乗って1駅で豊洲市場に行けます。東京の土地勘が全くない自分は、当日の朝にそのことを知って急きょ予定を変更。緊急事態宣言下で20時以降は飲食店が閉まってしまうため、せめて昼食はリッチにしました。

 現在、一般来場者の入場時間やアクセスできるエリアが制限されており(見学も中止)、ガッツリと時間を潰すには適していないかもしれませんが、現地入りする前にサクッと寄るのはとても良いと思います。



4. 入場時(17時~)の雰囲気

 温泉から出て17時に会場前に戻ると、これまた長~~~い入場待機列ができていました。物販列と同じく会場を一周するカタチ。購入したばかりの雨天決行Tシャツを着ている人が2~3割くらいでした。みんな臨戦態勢。

 小腹が空いていた自分はすぐには列に並ばず、おやつを買いに無印良品へ。塩キャラメルバウム最高~!

 列が空いてくるタイミングを30分ほど待ちつつ、フォロワーさんを見つけてちょっとした交流。言葉数は少なめながらも楽しみすぎるという気持ちを共有しました。
 Twitterは事前特番の実況で大盛り上がり。こちらにフォロワーさんが出演されたそうなのですが、自分は見逃してしまいました。。。

 30分も待つと、かなりスムーズに入場できました。ほぼ立ち止まらずに建物を一周し、入場口で検温。手袋をはめたスタッフに電子チケットの入場手続き(画面をスワイプしてチケットをもぎる)をしてもらい、S席特典のビニール傘と傘袋を受け取って入場。ここまで10分くらい。 入場待機列で密になるのが不安な方がいたら、開場してから30分~40分後くらいが狙い目かもしれません。

 席に座って準備する時間が15分ほどあったので、自分はリングライトを装備したりスティックバルーンを膨らませたりして待つことに。

 アリーナ席はほぼ満席で、みんな傘の置き場所に困って苦笑されていました。前の席との間隔があまりない構造(映画館と違って、座っている人の前を人が歩くことは想定されていない)だったので、後から入場してきた人がいるとそこそこ大変でした。

[他イベントとの比較]
京まふ(20年9月)もS席で観覧したのですが、その時は隣の人と2席空けられていました。今回もそんな感じだと勝手に想像していたので、満席だったことに多少面食らいました。どちらもS席16,000円ほどで「席数減らしているぶん割高になってるんだな」という認識でいたのですが、席の間隔と値段は関係ないようです。
(観客がルールを厳守していれば安全に鑑賞できると考えている自分にとっては不安ではありませんでしたが、どうしても気になる方は事前にイベント運営に確認するのが良いかもしれません。)


5. グッズレビュー(ほぼスティックバルーンの長話)

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[自分が購入したもの]
・アクリルペンライト
・BIGシルエットTシャツ
・マフラータオル
・アクリルパネル(ジョー・力一)
・ランダムリングライト(白・ピンク・紫)
・スティックバルーン


 今回のグッズが発表された時、自分はスティックバルーンに一番注目していました。というのも、京まふ舞元力一を現地で見た際、ペンライトを持ちながらの拍手がしんどかったからです。当時のレポでも書いていますが、ペンライトを振る文化、拍手でしかレスポンスできない情勢に不適合すぎる

 この問題について少し紙幅を割いて解説します。
 まず、ペンライトを握りながらでは大きな音を出す拍手はできません。手首や腕を手のひらで叩き、「ペチ…ペチ…」って感じです。
 一方、ストラップを手首に通してペンラをぶら下げてる状態では、大きな拍手をしようとするとペンラが大暴れします。どうにか暴れさせまいとする結果、片手は固定したままの控えめな拍手になってしまいます。

 そうなると、本気の拍手をしたい場合はペンライトを膝の上にでも置くか、脇に挟んでからの拍手になります。この「ワンテンポの遅れ」が観客全体という集団レベルで発生すると、無視できないほどの無音時間ができてしまいます。演者が「盛り上がってるか~!」などと煽ってから拍手が遅れてパラパラ聞こえるのはこのためだと思います。実際、京まふのアーカイブ映像を見ていてこの現象が顕著だと感じました。

 ペンライトと拍手の隔たりは意外と深いのです……。自由に声が出せた頃には気付かなかった悩みです。『ペンラを持ちながら本気の音量で拍手できる方法』をご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。以上、筆者の持論でした。 閑話休題。

 こういった理由で自分はスティックバルーンに大注目していたのですが、アリーナ席をざっと見渡しても10人持ってるか否かレベル……。正直、悪目立ちしてました(どうやら、買ったけど膨らませる時間がなかった〜って人もいたみたい)。

 そこで!結局のところ、使用感はどうだったの?というところをまとめました!よいしょ〜。

[良かった点]
・簡単に膨らむ(一息でパンパン)
・ペンライトを持ちながらでもしっかり叩ける
・白いバルーンがペンライトの色に染まるという視覚効果
・大きなリアクションを返せることによる心理的なプラス
アンコールの拍手が長引いても疲れない

[悪かった点]
・添付のストローが紛失しやすい(未遂)
・膨らませる&たたむ際に飛沫がとばないよう注意
・狭い席で場所をとる(60cmほどの棒×2)
・後ろの人の視界を邪魔しやすい
打音が意外と高くて耳に刺さる(空気入れすぎ?)
・アンコールでテンポがズレた時に悪目立ちする(要テンポキープ)

 スティックバルーンは2本入っていて、付属のストローを挿して呼気で膨らませるタイプです。長さ60cm、直径6cmくらいで、成人であれば一息でパンパンになります。ただし、ストローを紛失するとどう頑張っても膨らませません。自分はうっかり紛失しかけて涙目になりました。要注意。

 呼気で膨らませるので、密閉空間では飛沫がとばないよう配慮するのがベターかと思います。自分は席を立ってアリーナから出て、壁際にしゃがんでこっそり膨らませました。
 バルーンをたたむ際はストローから勢いよく空気が出るので、飛沫の拡散力はより高くなると思います。水鉄砲みたいなイメージ。自分は外に出てから周りに人がいない場所を見つけて空気を抜きました。


 こうして手に入れたスティックバルーンですが、曲中はほとんど使いません。拍手よりもペンライトを振る場面が多いからです。自分はバルーンを足で挟んで固定しながら、ペンライトを一心不乱に振ることに専念しました。(そのせいで、一番バルーンで拍手したい瞬間をピンポイントで逃しました……。)しかし、60cmもあるのでとっても場所をとります。座席の広さにも依りますが、荷物が多い人は窮屈かもしれません。例えば、うっかり座席に傘を持ち込んじゃった人とかね。

 一方、MCではバルーンとペンライトを同時に持ちながら拍手するという感じで使用しました。片手で両者を握るスタイルなので、手が小さい方には厳しいかもしれません(髪ゴムで固定するとかすると良いかも)。ライトの光が遮られちゃうかと思いましたが、バルーンの白色が光を拡散してくれて意外なほど綺麗で自分は気に入りました!
 なにより、MCに対して無理なく大きな音&動きでレスポンスを返せるのは、想像していた通り心理的にとてもプラスでした。また、声を出さずに拍手だけでアンコールをすることになるのですが、バルーンがあったおかげでそれほど苦労しませんでした。(逆にテンポがズレると悪目立ちするのでシャイな人には辛いかも。)
 声を出せない環境であるうちは、このような音が出るグッズや工夫があると良いイベントになると思います。バルーン以外だと、スポーツ観戦で使われるハリセンとかも良いかもしれませんね。


◇ スティックバルーンを叩く際の注意点
 60cmもあるので後ろの人の視界を邪魔しないよう注意しないといけません。ペンライトもそうですが、自分の頭頂部より高くならないよう低く構えるのが吉です。自分は席ブロックの最後列だったので、後ろをあまり気にせず大きく動けたこともあり、その分バルーンをエンジョイできたかもしれません。

 肝心の音についてですが、周囲の人を不快にさせていないか心配になるレベルで高音でした。文章で表現すると「金属音チックな高音を含んだバインッッ!」、ドラム経験者だったら「ハイタムを高くした感じ」で伝わるでしょうか。普通のゴム風船を叩いても耳ざわりな高音が出ますよね。スティックバルーンは長くて体積が大きい分それよりも音は低いですが、まだまだ不快な音域だと感じました。。。

 しかし!高音を出さない解決法をちゃんと見つけました!! 見つけたのは帰宅後にバルーンを触っている最中でしたが(公演中に高音を垂れ流してごめんなさい。。。)
 ポイントは2つ。空気を入れすぎないこと、握力を緩めてバルーンを持つこと。太鼓と同じ原理で、バルーン(打面)がパツパツに張っているほど音は高くなります。デカい音を出そうと力強く握ってしまうとNGです。逆に、できるだけゆるゆるなバルーンどうしを叩くことで低くて力強い音を出すことができます。 


 バルーン以外のグッズだと、リングライトも「にじさんじ」では初のアイテムですね。自分は最初、ケミカルライトの腕輪だと勘違いしていました。おじいちゃんなので「光る指輪」って言ってくれないと伝わりません。
 普段ランダム売りのグッズは敬遠しがちなオタクなのですが、ジョー・力一の髪色やメイクがカラフルなこともあり「どれが当たっても推し色やん!」の精神で3つ買いました。結果、全部推し色でした。

 自分はペンライトとバルーンで手一杯だったので、リングライトは飾りにしかならなかったのですが、ペンラの代わりにたくさんリングライトをはめて腕を振るのはアリだと思いました。特にペンラより拍手がしやすいのは爆アド。 単推しの方用に「単色10個セット」とか、全推しの方用に「6色セット」みたいな売り方してくれたら、ペンライトから喜んで乗り換える人多そう。



6. ライブの感想(手短に)

 個人的に一番嬉しかった/楽しめたポイントは、知ってる曲しか流れなかったことです。VTuberの歌ライブって基本的にカバー曲の披露が多いんですよね(音楽活動を主軸にしている人が少ないので仕方ないんですけど)。

 自分は知らない曲だと聴き入ってしまって盛り上がれない人間かつ、アニメやボカロから離れていた空白期間がある人間なので、これまでの「にじさんじ」のライブで不完全燃焼になることが多くて。事前にセトリを発表してくれ~!全部予習して行くから~!とすら思っていました。

 その点、今回はほぼ全曲Rain Dropsで発表してきた曲というセットリストでとても嬉しかった。発売されてから繰り返し聴き込んできたあの楽曲が、いま目の前で披露されている!という高揚感。その歌をよく知っているからこそ、推しの振り付けを観察する余裕が生まれたり、次の歌詞は誰が歌うんだろう?という期待が生まれたり、背景映像/照明でそう表現してきたか!という感動も生まれたりするわけです。

 愛する「にじさんじ」の中から、自分達の持ち曲だけで2時間のライブを完遂できるほどの“音楽ユニット”がようやく生まれたこと。その誕生の瞬間である1st One-man Liveを見届けられたことが心の底から嬉しいと感じました。

 ジョー・力一の配信に寄せられたお便りの中に、『Rain Dropsの楽曲からにじさんじを知ってVTuberを見るようになった』というものがありました。VTuber音楽を愛する者として、VTuber音楽がきっかけになってVTuberのファンが増えることを喜ばしく思います。
 VTuberの発信するコンテンツが広い世代に浸透して文化として育ち、その中でまた素晴らしいコンテンツが創造されていく。“生配信”というアプローチでそんな好循環を進めてきた「にじさんじ」が、“音楽”というアプローチで新たな好循環を生み出しつつあるということです。

 今はまだ“VTuber”という枠組みの中で見られている彼らですが、いつかきっとひとつのアーティストとして垣根を越える存在になる、「太陽」として多くの人々を照らす存在になる。その輝かしい一歩目を見せてもらった1stライブだったと思います。

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