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(aan,sja012) 兎と陸亀ショート動画を公開しました

是非動画をクリックして一度くらいは見てください💛

■ 日本語読み上げショート動画

■ 英文読み上げショート動画


■ 明治時代に発行された『通俗つうぞく伊蘇普イソップ物語ものがたり

バナー画像は国立国会図書館デジタルコレクションから拝借してきました、兎と亀のページ+αです。

元にされた洋書は
 Aesop's Fables: A New Version , 著者: Thomas James (1809-1863)

というタイトルで、ウサギとカメの原文は以下のものになります(見付けてきました)。

THE HARE AND THE TORTOISE.
A HARE jeered at a Tortoise for the slowness of his pace. But he laughed and said, that he would run against her and beat her any day she would name. "Come on," said the Hare, "you shall soon see what my feet are made of." So it was agreed that they should start at once. The Tortoise went off jogging along, without a moment's stopping, at his usual steady pace. The Hare, treating the whole matter very lightly, said she would first take a little nap, and that she should soon overtake the Tortoise. Meanwhile the Tortoise plodded on, and the Hare oversleeping herself, arrived at the goal, only to see that the Tortoise had got in before her.


■ 「明治の読書文化」についてちらほら

江戸時代は、出版業が発展し、読書人口が大きく拡大した時代で、多くの人びとが小説類や軍書、実録などを楽しむようになりました。
この時代、出版業者と読者とを結びつける役割を担ったのは、貸本屋でした。期限を定め、見料をとって本を貸す貸本屋は、江戸中期以降増加していきます。
19世紀初期には、大坂に300人の貸本屋がいたと伝えられています。曲亭馬琴、為永春水らは貸本屋を通じて多くの読者を得ました。
こうした貸本屋も、明治に入ると、新聞や雑誌が普及する中で衰退していくことになります。
江戸期の貸本屋は、背に大量の本を背負い、得意先を回るという形態が一般的であったようです。図は、吉原を回る貸本屋です。

江戸時代から明治前期までの読書スタイルは、文章を声に出して読んでいく音読が一般的で、家族やグループといった集団で読んでいたという大きな特徴がありました。
活版印刷が普及するとともに、ひとりで静かに黙読するというスタイルに変わっていきますが、明治30年代頃までは、ひとりで音読したり、書物を読み聞かせたりといった習慣が残っていました。

明治の読書文化

明治10年頃の1銭は現在の100円位だとのこと、
通俗イソップ物語は定價金七拾銭とあるので、現代では1冊7千円というような書籍を多くの市民で読みまわしていたことになりますね。

ちょっと調べるだけでいろいろと見つかるようになったという、やはり凄い時代になりましたよね!


■著作権関係もちょっと調べてみましたので載せておきます

(バナー画像の)兎と亀の話(国立国会図書館デジタルコレクションより)

この書籍画像は国立国会図書館デジタルコレクションにて「インターネット公開(保護期間満了)」に分類されており、

3. 当館へのお申込みが不要なコンテンツについて
(2)「国立国会図書館デジタルコレクション」に収録されているデジタル化資料のうち、個々の画像の書誌情報の公開範囲の記載が「インターネット公開(保護期間満了)」となっている画像は、著作権保護期間が満了していますので、転載依頼フォームによるお申込みは不要です。

コンテンツの転載について

とありましたので、この条件に沿って連絡せずにバナー画像として使わせてもらいました。

※ 条件等の説明文は(現代日本語で書かれていたとしても)往々にして私の理解の範疇を越える意味や意図を示唆する文字句が多く並んでます故、文面に並んだ文字句より記載人の意図を察し損ねていると気づかれた方は、あるいは一報頂けたなら幸いです。
(自分で書いていて書いてある内容が理解し難いので次からは『利用規定の解釈を間違ってたら、教えて下さいね』と書くことにしましょう!?)

日本語を話せる外国人さん達を増やすために日本語学習用書籍を発刊したいです。 Aesop寓話300余編は2025年末まで作業を続ける予定です。 多くの外国人に「物を粗末にするな!」「人の家をミサイルで壊すな!」と日本語で話し通じるようにする為に、是非サポートをして下さい!