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“Sixty would be ~”は強調構文ですよね?

今、イソップ童話とは別に ライマン・フランク・ボーム著作の “Little Wizard Stories of Oz” のマークアップをやっているのですが、

“THE COWARDLY LION AND THE HUNGRY TIGER.” に出てくる
“Sixty would be about right,”というセリフに昨日は引っかかってました。

朝起きて、これもまた別枠で仮主語だの虚主語だのの形式主語構文をリストアップしてていて、
はたと、“Sixty would be ~”って強調構文ではないだろうか? と気づきました。
強調構文であれば元の文は“It is Sixty that would be about right.”というようになり、『60という数字』を文頭に持ってくる意図が分かるんですよね。あるいは逆に人でも物でも無く、日付でも無く、場所でも無く、単なる数字のみが主語の位置にあることにとても違和感を持ったわけです。

でも日本語訳の方はと云うと、これについては通常構文でも強調構文でも同じになるというか、あまり変えようがないような・・・。
和訳で変わらないのであれば気にする必要が無いという意見もありましょうが、私はこういう意見には反対の立場を取っているのです。なんであれ、より大切なものというのは、今の私たちが知らないもの・気付けてなかった範疇はんちゅうにあるというのをさんざん見て来てますから。

ちょっとメモ的に、今日もなんか良い事を書いたと自尊心に酔いながら!?
もしかしたら、来月くらいにはまた違った文法構造が見えてくることを期待して。

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