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一日千秋(いちじつせんしゅう)。

永遠なん?ってくらい時間が経過しているように感じない時があります。というか、この一週間が一年くらいに感じながら過ごしていました。

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さっきまでちょっと辛いおつまみきゅうりを作っていました。剥いたきゅうりの皮が生ゴミ入れる袋からはみ出ていたので、袋にちゃんと仕舞い込みました。この間5秒も経ってないんでしょうけど20分くらい経ったように感じました。

華の金曜日とはよく言ったものです。言うて、いつものようにご飯を作って父親と一緒に食べて、食器と浴槽を洗って・・・

ってしてもやっと2時間経つか経たないかくらいです。長い。とにかく、長い。時間が経たない。メリハリをつけようと良く言いますが、メリもハリもないように感じます。

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改めて「晴れ着」って大事だと思いました。よそ行きの服とでも言いますが、ずっとトレパンにシャツ着ていると気持ちまでだらける気がします。

「おしゃれに見せたい、決めていきたい」って時用の服があると思います。

ちなみに僕は白パンをオシャレ服に認定していますが、それを履いて外に行くとなんやかんやで汚してしまうのがお決まりになっています。

カレー屋さんを避けてイタリアンに行き、ボロネーゼの一粒が太腿にぽとり。ボールペンが勢い余ってズボンをかすめる。

ほぼほぼ汚してしまいます。

幼稚園児でしかない自分にがっかりします(そもそもボロネーゼ食べなきゃいい、ボールペンを勢いよく使わなきゃいいというのは内緒)。

次は汚れが目立たない色のボトムスから勝負服を選びたいと思います。

とにかく「ちゃんとしないといけない」強制力が働かないと人間はどんどん自堕落になっていくんだなあと思わされる自粛期間です。

例えば、ミートソースを白いシャツにぶちまけても「まあ時間あるしゆっくりしみ抜きしたらええねん」みたいになりますからね(ならない)。

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そして、病床に伏せっている若者ってこんな感じだったんだろうな、と思いました。平山郁夫さんや日野原重明さんの著書に大病を患った際のお話が出ていたのを思い出します。 

彼らはずっと「死」と向き合っていたことで、生きる意味を見いだした人たちです。

とにかく毎日生きていくのに必死だった人たちと比べると自分はなんてゆるゆるな暮らしをしてるんだろうか、というよりかは「内面の触れにくい部分を徹底的にいじってやれ」というスタンスをとっています。

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深く内省すること、これこそ自粛期間を充実させるのに向いていることはないと思います。

やり出したらあっという間です。

体を動かして(その場でバク転とかじゃないよ)、否手を動かして考えてみようと思います。




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