2021年8月29日~30日 大量生産のすすめ(創作活動のヒント)
【8月29日】
深夜1時33分に目覚めた。
趣味で動画や文章を発表している人に言いたいことがある。精魂込めて一つの作品をつくるより、ラフに仕上げて大量生産した方がいい。
ただ、そう言われてあなたは実践できるだろうか。人間は他人にいいところを見せたいものだ。だから動画でも文章でも、できるだけ質の高いものを示そうとする。
しかし作品の良し悪しを判断するのは他者だ。そして一ヶ月かけた力作でも、数分で作った代物でも、視聴者や読者の数は変わらない。力作の方が見られない(読まれない)こともある。
作品を世に出す人は皆、多かれ少なかれ、承認欲求がある。それがないのであれば、公表しないだろう。承認されるには、多くの人に作品を見てもらう必要がある。そこで大量生産が有効になる。
また力作は心身の負担が大きいので、息切れを起こしやすい。評価されないことに対する精神的ダメージも大きい。
サッと仕上げた作品が不評・不人気の場合は納得できる。一方、心血を注いだ作品への「いいね」がゼロだった時はつらい。これによって挫折しやすくなる。
30分でつくった作品も、10時間かけてつくった作品も、視聴者・読者にとっては、どちらも数分で消費する娯楽に過ぎない。つまり時間をかけるほど、精魂を傾けるほどコスパが悪くなる。
もちろん、わざと雑につくれというわけではない。とりあえず形になったなら、もうそれで世に出すことを勧めている。
心身の負担が大きい活動をしていると、創作活動を続けられなくなる。自分を潰さないために、あえてラフな状態で投稿する。
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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…
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