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エニアグラムのグループワークに参加した(加筆修正版)

エニアグラムのグループワークに参加した。あるテーマの絵を描いて、それについて説明する。

各所で開かれているが、今回私が参加したのは片岡由加さん(以下、由加さん)が主催しているもの。オンラインで行われ、後日動画が公開された。記事後半にリンクを張ってある。

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今回のテーマは「宇宙人に遭遇したらどうする」。私は事前にタイプ4と判断されている。私が描いた絵はこれ。

私と宇宙人が、一対一でお茶を飲んで談笑している。私が出会った宇宙人は地球人と何も変わらない。ただ別の星から来た人間に過ぎない。私は彼らから、故郷の星のことや地球の印象を聴きたい。そして仲良しになりたい。

由加さんに「別れはどうするんですか」と尋ねられた。私は「涙のお別れです」と答えた。絵を描いている時点では別れについて考えていなかったが、仲良しになったのだから、別れる時は悲しいだろうと考えた。

他の方々の発表を聴いていると、自分との違いがいろいろと感じられて面白い。

タイプ2の真希さんは宇宙人を助けたい。初めから彼らが何か困っているという前提でストーリーを考えている。

タイプ3の増渕さんは、宇宙人に会ったことをみんなに知らせたい。タイプ5のゆみさんは宇宙人を警戒しつつ、関わろうとする。あちらの星に連れて行ってもらおうかとも言っている。

タイプ9のありこさんも同じように恐れるが、身に危険が及ばないように逃げることを考える。

タイプ6の片岡司さんは宇宙人の絵をネットで検索して描いた。みんながイメージする宇宙人からズレないようにしたいという思いがあったという。

タイプ2は人を助けたい。タイプ3はヒーローになりたい。タイプ5は知りたい、分析したい。タイプ9はガッツセンターで、本能で動くことを得意とする。身の危険を第一に考え、逃げようとしているところは、このセンターらしい。タイプ6は人に合わせて安心したい。

私はタイプ3のように、宇宙人との遭遇を他人に知らせて自慢したいとは考えなかった。タイプ5や9のように、宇宙人には言葉が通じないとか、危険な存在とかいうことは、私もチラッとは考えたかもしれない。

ただ私はそうした絵を描きたくなかったし、話したくなかった。あくまで自分の理想の宇宙人との、楽しい交流を表現したかった。

私の宇宙人像は「仲良くなりたい感じの人間」と確定しているため、タイプ6 のように、他の人の宇宙人像は気にしなかった。

同じタイプ4である由加さんは、宇宙人と仲良くなって、最後には連絡先を交換すると言っていた。とても共感できる。思わず何度もうなずいた。

それぞれのタイプの人が、それぞれの絵を描く。他の人の絵を見ることで、見ている世界、考えている世界がみんな違うということを知れる。どう行動するかにも違いが出る。

エニアグラムのグループワークは、タイプごとの違いが可視化される。自分のタイプが何かがわかるし、他のタイプへの理解が、本を読むよりもずっと深まる。

私の絵は、狭く、深く、心の交流を求めるタイプ4らしい絵になっていると思う。自分がそのタイプであるという確信に一歩近づいた。

【データ】
初回投稿:2023年12月25日
加筆修正版投稿:2024年1月16日

【動画】

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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