忙しさと“共存”するスキンケア
今日は、「美意識が高い人=美容に時間や手間をかけている人」というスキンケアの価値観をアップデートしたいというお話です。
私たちはたびたびお客様へのヒアリングを行なっていますが、
その中で感じるのが
「スキンケアは時間をかけなければ効果が出ないのでは」
「化粧水、美容液、乳液、クリームとたくさんのアイテムを使わないといけないのでは」
と、理想のスキンケア像と現実のギャップに苦しんでいる方が少なくないということ。
確かに、世間では「お風呂上がりには丁寧にマッサージを」「週に1回はスペシャルケアを」といったメッセージが溢れており、もちろんそれはスキンケアとしては間違っていません。
しかし、時間をかけ、たくさんのアイテムを使うことだけが、唯一の正しいスキンケアというわけではありません。
理想のスキンケアは、その人のパーソナリティやライフスタイルと同じ数だけ、様々な形があっていいはずなのです。
忙しさをポジティブにとらえる
そう考えるアジャイル コスメティクス プロジェクトは、忙しさと“共存”できるスキンケアという発想に至りました。
仕事が立て込んでいたり、家族の世話があったり、
はたまた、スキンケアをつい忘れてしまうくらい楽しみなことがあったり。
現代の私たちの生活はあまりにも目まぐるしく、時間をかけるべきもの、かけたいものに溢れています。そんな毎日で、スキンケアにも理想と言われるようなステップで時間を割くことは容易ではありません。
しかし、忙しさとは、言い換えればそれだけ誰かに必要とされていたり、夢中になれるものがあるという状態とも言えるのではないでしょうか?
忙しさをポジティブにとらえ、自分らしい暮らしと共存しながら、心地よい肌をつくるスキンケアも理想の一つだと私たちは考えています。
時間ではなく、厳選したアイテムにまかせてみる
であれば、スキンケアの方向を「手間暇をかける」から「本当に効果を感じるアイテムにまかせる」にシフトしてみるというのが、私たちからの提案です。
スキンケアの研究は日々進歩しており、有効性の高い成分を安全な方法で取り入れたアイテムが次々と生まれています。その効果も、保湿や美白といったメジャーなものから、生活サイクルの乱れで疲れた肌を整えるなど、現代人のニーズに合わせたものまで多岐にわたっています。
そんな今の時代、評判の良さそうなアイテムや美容法をやみくもに試すのではなく、「無理をしないライフスタイルと肌を掛け合わせときには何が必要か」を軸にアイテムを厳選したほうが、効率よく心地よい肌に近づけると考えているのです。
忙しさと“共存”する理想のスキンケア
それでは、忙しいなかでもできる理想のスキンケアとは?
アジャイル コスメティクス プロジェクトは、肌に触れた時の手ざわりを意識していただくことをおすすめします。
新たな製品を追加するのではなく、少し手ざわりに違和感を感じたら、1、2滴だけ普段より多めにつけてみたり、気になる部分を2度塗りしてみたり。
そんな風に毎日の体調やメンタルのバロメーターとして、肌の声を聞きながら、その日のコンディションに合わせていつものスキンケアを微調整してみてはいかがでしょうか。
もちろん、ハンドプレスもおすすめ。
手のひらを肌に優しく密着させ、深呼吸をしてみてください。
体温で馴染みやすくなるだけでなく、リラックス効果も期待できます。
この時、強く押し込んだり、こすったりしてしまうと肌を傷つけてしまうので気をつけてください。手を離すときも、ゆっくりとページをめくるように離していくとよいかもしれません。
時代の空気そして質が、いろんな価値観とともにアップデートされつつある現代。
スキンケアも、忙しい毎日にあらがって「どれだけ時間と手間をかけたか」にこだわり続けるのではなく、忙しさと“共存”する方法を取り入れても良いのではないでしょうか。
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