[TIPS:02]「すべき思考」の縄から解き放たれよう
■読み方ガイド
・あなたの状況があなたにマッチしていたら読み進めてください
・TIPSごとに対象となるひとや状況が変わります。自分じゃないと思ったら他のTIPS(今後更新されるもの)を読んでいただけたら嬉しいです。
あなたの状況
以下のような言葉が自分のなかに浮かんできます。
・仕事なのだから頑張らないといけない
・他の人も頑張っているのだから、自分も頑張るべき
・私の能力不足なだけだから残業してでも終わらせるべき
・仕事はある程度我慢して耐えるべきだ
自分がこうしたいという気持ちよりも、「そうじゃないといけない」と自分のことを追い詰めてしまっているかもしれません。そういう気持ちがたくさん心に溢れてしんどくなっていませんか?
なぜそうなったのだろう?
「〜すべき」「〜でないといけない」など自分が意識しないうちにルールに縛られてしまっている可能性があります。
このことに気づかないと、自分自身に厳しいだけでなく、他人にも厳しくなってしまいます。ルールに縛られることによって怒り、緊張、不安などマイナスの感情にとらわれてしまい本来どうしたいか、本当は嫌なのかなどたくさんの「こうしないと」「こうあるべきだ」に囲まれすぎてしまい自分の気持ちに気づけなくなってしまっているかもしれません。
どんなことができるだろう?
やる理由、頑張る理由、しんどいのにやろうとしているときに「〜すべき」「〜でないといけない」といったワードが頭に理由として浮かんだら気をつけましょう。自分のなかでやらないといけないとルールを決めて苦しめているかもしれません。
やらなくて済む方法や自分じゃなくてもいい方法があるかもしれません。ちょっと一時停止して考えるために書き出してみるのも客観的になりやすいかなと思います。自分がどういうときにそういったワードを使っているかを気にしてみると自分の思考の癖もわかってきます。
自分が知らないうちに縛ってしまっているルールに気づくことができる。気づいたうえでどうするかを改めて考えられると一歩気持ちが楽になるかもしれません。
ちょこっと解説と思い
職場に外部として入ると感じることがあります。それは仕事に対してやるべきラインは人によって、会社によって基準が違うのです。○○すべきと思っている人ほど他の人にも求めてしまうので自分に対しても相手に対しても求めてしまってなんだかしんどそうだなぁと感じることがしばしばあります。それが他人へ自分への怒りにつながる人もいれば、落ち込む人などでる感情はさまざまです。
今回は解決方法として認知行動療法という手法をベースに記載してみました。どんな「すべき」という感情を自分は持っているのか知ると、縛られて追い込んでしまっていた自分に気付けるかもしれません。
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