都知事選出馬、石丸氏の挑発的なインタビュー対応と石丸構文誕生について。

先日、東京都知事選の結果が開示され
結果は予想通り、小池百合子氏が選ばれたが
2位につけてきたのが石丸伸二氏。

街頭演説。

広島で市長、そしてsns戦略で若者層を中心に人気を集めた。そんなことからメディアからの注目も浴び、開票速報特番やワイドショーにて、中継を結び各局からインタビューを受けたわけだがその対応があまりにも端的かつ抽象的で質問に対しての回答がないどころか、質問者に対して挑発するような言動が目立っていた。生放送で時間の制約がある為、的確な回答がないまま強制終了するしかないのである。

1つの例として注目を集めたのが社会学者、古市氏の質問で
「石丸さんが批判する政治屋と、石丸さんが体現する政治家っていうのはどう違うんですか？」
という質問に対して
「同じ質問を繰り返されてます？それさっき言いましたよね？もう1回言えってことですか？」
「いえ、まだ答えてもらってないから聞いてるんです。」
「え…？定義？先程言いましたよね？」
などと答えてもないのに、はぐらかす石丸氏。
そして古市氏は改めて言葉を噛み砕きながら質問するも
「ん？さっきの定義の話は？んんんん…言葉の定義がー」
「いやですからその定義を聞いてるんです。石丸さんは政治屋を批判して…」
「もうちょっとまとめて話してもらっていいで…」
アナウンサー「はいここでお時間ですので…」

…と、結局質問には答えることなく強制終了。
全く噛み合わないやり取り。これは他局のインタビューも同様である。
このやり取りに対して古市氏を批判する声もあるが、
客観的に見ると、古市氏は至極真っ当な質問をしており、このやり取りを見ると石丸氏の理解力が無いのか、答えられない為に話をそらしてるようにしか思えない。
これに対して、ふかわりょう氏がXにて
「【心配】石丸さんサブウェイ注文できるのかな」
というポストを更新したことでネット民が反応。
石丸氏の対応を基にネタ化。
過去に小泉進次郎氏の発言が、マトモなことを言ってるようで言ってないと「進次郎構文」が一時流行化したが

ポエマー進次郎。

そのような背景もあり、今回新たに「石丸構文」なるものが誕生した。

石丸構文の特徴としては
・質問に対して質問返し
・答えられないのを誤魔化す為に論点をずらす
・質問の答えは最後まで返さない
・答えがない為、同じ質問を繰り返すしかない
・最後は強制終了

私も石丸構文を考えてみた。
マクドナルド編。

店員「ご注文お伺いします」
石丸「ダブルチーズバーガーで」
店員「かしこまりました。セットでしょうか？単品でしょうか？」
石丸「いや、だから今言いましたよね？」
店員「えっと…ダブルチーズバーガーとはお伺いしましたが、セットか単品どちらになさいますか？」
石丸「また同じこと繰り返すんですか？話聞いてます？？」
店員「えぇ…ですからダブルチーズバーガー単品なのか、それともポテトとジュースのセットをご希望か確認させていただいております。」
石丸「ポテト？？ポテトの話なんか一言もしてないよね？話まとめてもらっていいですか？」
店員「ではダブルチーズバーガー単品でよろしいでしょうか？」
石丸「なんという愚問だ(半笑)」
店員「…。」

このように
自分が答えられないが為に論点をずらしたり、あたかも相手の質問が悪いかのような返答を繰り返し
話せば話すほどイライラが募るのが
石丸構文の特徴。
ポエマー進次郎構文はシンプルに笑えるのに対して
石丸構文はただただ胸糞悪い。対照的な違いである。

政治家達に対する批判は後を絶たないが
石丸氏の対応を見た後に、小池百合子氏の対応を見てると、いかに誠実で一つ一つの回答に対して丁寧に答えてるのがよく分かる。
私は東京都民でもないが、結果的に良かったと思う。
正直、あのやり取りを見てられないし
周りが疲弊するだけ。そもそも話にならない。

石丸といいガーシーといい
SNSを使い周りを徹底的に批判、攻撃し
のし上がろうとするやり方。
悪党がかっこいいとか思ってるのか知らんけど、根本的に見る目ない人が多すぎるよね。

簡単な質問にも答えられないような人が知事をやるべきではない。

さっ、石丸構文でも考えよーっとww