見出し画像

イカ墨のリゾット。ワイン地図を買ってみた。商店街の日替わり出店のお店。

家からそう遠くない老舗の商店街に、建築家が作ったおしゃれなシェアスペースがあった。キッチンがあり、本棚があり、大きなテーブルがあり。カフェ、パン屋さん、お花屋さん、ケーキ屋さん、本屋さん、はたまたテーブルではワークショップや塾なども。私がやってみたい、または参加したい形式の一つであった。

早速行ってみて、お茶やパンをいただきつつ、お花屋さんにお話を聞くことができた。曰く、若い頃に師範の免許を取ったが、子育てと介護でそれどころではない年月がすぎ、落ち着いたら過呼吸になってしまった。しばらく悶々していたが、お花は癒し効果があることを思い出し、再開したらとても楽しくて、今ではあちこちのシェアスペースでワークショップを行っている。

みんな同じだなぁ、と。特に女性は一度家に入ってしまうと、せっかくのキャリアをどうしたら良いのか非常に迷うのだ。病気をすればなおのこと、再び社会に出るのはとてもハードルが上がる。「小さく再開する」というのが、彼女が上手くいったコツのようだった。

ガレットをちゃんと学びたいと思っていて、どこかでアルバイトでもしようと思っていたら。「ガレティエ養成講座」なるもの発見!詳しくお話を聞きたく、今日お電話をいただけるとのこと。楽しみだ。

自分のキャリアの棚卸しのため、ワインについて知識を新たにしたいと思い、手始めにワイン地図を買ってキッチンに貼ってみた。

フランスとイタリア。あと、カリフォルニアはスペースが足りずにリビングに立てかけてある。改めて見ると、色々と変化があってこれはいっぺん最新のソムリエ試験対策の本でも買って読み直さないとなぁ、と。しかし夫が非常に食いつきが良く、これはなんのワイン?ここのはいつだか飲んだっけ?と、私が夕飯を作っている間ずーっと眺めていた。これを見ながらワインを飲んだら、非常に楽しいこと間違いない。それにしても、額装が大変だった!

そんなこんなで、バタバタとしていた昨日の夕飯は、イカ墨のリゾット。イタリアのお米と、玉ねぎとトマト。ほんの少しのブイヨン、あとはお水と塩胡椒。仕上げにいい目のオリーブオイルと、パルメジャーノをたっぷり擦った。

ちょっと量が多いかと思ったが、塩加減もアルデンテの具合もよく、大変美味しくただいた。しかしこのメニューはつくづくワインが飲みたかったなぁ!

続く



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?