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昨日の料理〜サーモンとフェタチーズのキッシュ。いつの間にか断酒三ヶ月が経った。

昨日は義母の老人ホームへ面会に行ってきた。相変わらずチャキチャキの義母。弾丸トークで息子自慢を連発し、毎回のように夫が苦笑いして居心地悪そうにしているのだが、あの歳で「息子が自慢だ!世界一だ!」って屈託なく言えるなんて、最高の幸せではないだろうか?「お義母さんが偉かったからだよ」と私が言うと、「そんなこと言ってくれて嬉しいわ」と、照れる。とてもかわいらしい。少し痩せていたし、もう認知症は治らないが、特に進んでいるようにも見えなかった。とにかく元気そうだったので一安心だ。

行きも帰りも道が混んでいて、運転の夫は疲れただろう。私も疲れた。そんな時に備えて、夕飯のキッシュは生地を前日に作って焼いておいた。昨日はフィリングを作って、オーブンで焼くだけ。

どこかで、フェタチーズたっぷりのキッシュを見たのだ。見てからずっと作りたかった。本当はこの上からたっぷりのとろけるチーズをのせるのだが、重くなりそうだったので省略。生地もさくさくに焼けて、サーモンとディルの相性のよい、軽くて美味しいキッシュだった。

さて、いつの間にか断酒三ヶ月がすぎていた。なんとなく過ぎてしまうなんてびっくりだ。盛大にお祝いするつもりだったのに(ウソ)。そして感じるのは、やっと日々が過ぎるのが早くなってきたことか。やめた当初は、「まだ一週間」「ようやく三週間」とう感じで、断酒日数を数えていたが、今はそうでもない。六月はあっという間に半ばになった。断酒が日常に溶け込んできた、と言うことだろうか。心療内科の主治医からは、「お酒をやめて三ヶ月経つと頭がよくなる」と言われているが、果たして・・・??

今でも毎日「飲んじゃおうか」という気持ちが生まれる。「いやいや、もったいない」とすぐに元に戻れるのだが、流石に30年以上の習慣と、たった数ヶ月の新しい習慣とでは、前者が勝つ。夫のために買ってあるビールや夕飯時のワインも、そちらに手が伸びそうになる。「私が今飲んでるのは炭酸水!」と、言い聞かせないといけない。しかしこれぐらいならだいぶ耐えられる。炭酸水は実際悪くない味だし、もう安いお酒は飲まないのだ。来月の結婚式の記念日(入籍は五月だった)に、素敵なイタリアワインを開けるのだ。適当に飲んでしまうなんて、そんな勿体無いことあるもんか・・・。そして次の日からまた断酒生活に戻るのだ、絶対。

まだちょっと、決意表明が固過ぎるな、という心配。しかしとにかく、初めて「メリハリ」をつけるチャレンジなのだ。翌日から今のような生活に戻るのだ、ときちんと心に決めて、来月を楽しみにしたい。

続く



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