マンガ大好き芸人

書くことが本当にないなあと思っていたところですが、アメトーーク!で「マンガ大好き芸人」を放送していたので、たまには漫画の話をしようかなあと思います。

番組でも多くの芸人さんが紹介していた東京卍リベンジャーズは自分もハマっていて、おすすめです。


自分も結構マンガは好きなのですが、あえて一冊おすすめするとしたら、「ライチ☆光クラブ」です。


東京グランギニョルという劇団の演劇「ライチ光クラブ」を原作とし、「帝一の國」でも有名な古屋兎丸さんが描いた漫画です。

九人の少年が世界を征服するためにつくったロボットと、少女の恋、そして少年たちの狂気を描いた漫画で、まさに「エログロ」「退廃的」「耽美的」といった作風で、本編は一巻完結なので、すぐ読み切れると思います。

あらすじとしては、そのロボット「ライチ」が「美しいもの」を連れてくるように命令され、色々連れてくるのだが、ライチはそもそも美しいという概念が分からなかった。ある時、一人の少年がプログラミングによって設定を施し、美しいものとして一人の少女をライチは連れてくる。少年たちはその少女「カノン」を崇めるが、その過程で連れてこられた別の少女たちを逃がそうとした二人の少年が粛清される流れとなり、そのうち片方が処刑されてしまう。それをキッカケに光クラブは崩壊していく、、という話。まあよく分からんので読んでみて下さい。


一巻完結とは言え、演劇を原作にしているということもあって、世界観であったり展開であったりが濃密で、魂を抜かれたような読後感に襲われること間違いなしです。



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