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子供の嘘

つい先日、息子(小4)の嘘が発覚しました。

懇談で1学期の宿題を全くやっていないというのを先生から教えてもらいました。

連絡帳ではなくタブレットに今日の宿題が載っているため、確認をしていなかったのが失敗でした。

なんでこんな平気な顔で嘘つく子になったんや

お姉ちゃんは宿題しているのに、

自分はYouTube見たりゲームしたり、


『どうして、そんな嘘をつくの?』


正直、しばき倒したろう(関西弁)と思いました。

そして、
妻と色々対策を考えました。

しばらくの間、宿題見せてもらう(親)
今日これだけ!嘘つく(子供)
他のお母さんに確認する、証拠を見せる
はいやって!(親)

これで当分やっていこうと思います。

嘘をつかれるのは嫌です。

嫌な事から逃げる。

これって、凄いストレスを感じます。

でも、これも1つの生き方もしくは生き延びる方法なのかもしれません。


大人でも同じ事がありますよね。
仕事で嘘をつく人いますよね。

職場で同僚や上司・後輩と話していて、
「この人、嘘をついてる!」
「もしかして、この人って虚言壁?」と思うことってあります。

しょうもない嘘なら笑って済みますが、業務に支障が出る嘘は見過ごせません。

嘘をつくワケがある


『嘘をつく人の心理状態』

を理解することが、

嘘をなくす近道なのかと思います。


(1) 怒られたくないから嘘をつく

失敗してほしくないという気持ちから、
普段から厳しく叱ったり怒ったりしてたかも?過剰に叱ったかも?

こんなことがが続くと
いつも叱られたり
怒られているという心理状態から

自分が
攻撃されていると捉え


【自分を守ろう】として
【嘘をつく】ようになるのかと思います。


失敗したこと
上手くいなかったことがあった時

本当のことを言ったら叱れ怒られる…


だから、


自分を守るために嘘をつく


(2) 自分を良く見せたいから嘘をつく

承認欲求からくるものかと思います。

つまり人から認めてれたいのではないのか?

人は何か行動したとき

他人から
その努力を認められたい
という欲求があります。



承認欲求が
強くなると虚栄心になり、

自分を良く見せたいとか、
自分を大きく見せたいということで、


平気で【嘘をつく】

ようになる


この2つが主な原因になるのではないでしょうか?


厄介な嘘


(3)相手をおとしめる嘘をつく(悪意のある嘘)

相手をおとしめることで、自分の身を守ったり、責任から逃れようとする。

悪意がある人間は自覚的に嘘をついていることが多いので、用意周到に準備をしていて、ぼろを出さない可能性が高いから厄介です。

番外編

天然の嘘

本人は真実だと思って疑わないケースです。

本人が嘘をついたことに気付いていないことが多いです。
昨日聞いたことをすっかり忘れて、本人は本当のことを言っているつもりだというのでこれまた厄介です。

嘘を治す対処法


嘘をつく理由の一つとして

『怒られたくない』

ということがありました。


失敗したり上手くいかない時に

『叱ったり怒ったり』

しないことです。



失敗したら、
怒られるというパターンが続くと

失敗したら責められると思い


自分を守るために

【嘘をつく】

という思考パターンが
無意識に定着します。



人は誰もが
失敗や上手くいない
ことは沢山あります。



その時に
頭から叱る怒ることをせずに

「冷静に事実を受けとめる」
「失敗すること
上手くいかないことはある」

と受けとめることです。



そして

「次はどのようにしたらいいと思う?」

考えさせることが大切です。



過去の結果ばかりに
フォーカスしていると

自分の存在価値を
守るために嘘をつきます。



これは、
後ろ向きな思考パターンです。



一方
結果を受けとめ
未来に向かって考えることで
次の行動につながり
前向きな思考パターンとなります。



これは大人も子供も同じです。



失敗や上手くいかないことばかりを
日頃から指摘していると

自分を守るために 「嘘」を

つくようになります。



この嘘が大きくなると

社会的な信用や地位を失う、

結果を招くことにもなります。



ですので
嘘をつく後ろ向きな
思考パターンから抜け出すこと



そのために

必要以上に
叱ったり怒ることをやめる




存在そのものを認める

これは、
嘘をつく理由の二つ目で

「自分を良く見せたい」

ということです



例えば
承認欲求が満たされていない場合

「仕事が出来ないと、自分には価値がない」

と恐怖心にかられ



自分を良く見せようとか
大きく見せようとして

【嘘をつく】

のです。



これが続くことで
平気で嘘を
つくようになります。



【嘘】をつかなくなるために、

その人の
存在そのものを認める



もちろん、その人の存在そのものを
認めていますが、

叱ること怒ることが多くなると、


その人は、

「仕事が出来ないと、自分には価値がない」

と捉えるようになり
出来る人になるために嘘をつきます。



しかし、

自分のことを
無条件で愛してくれる(認めてくれる)存在

がいると理解でき、



そして

自分は愛されている(認めてくる)存在

ということが実感できれば、

嘘をつく必要もなくなるはずです。


厄介な嘘の対処法

悪意あるうそのターゲットになってしまったら、

自分で相手に

反撃しようとしないでください。

この場合は、自分で自分の身を守ろうとするより、周囲に守ってもらうのが得策。

普段から相手に利用されないように、自分の身を守ることを心掛けましょう。

そのためには職場の人たちと円滑なコミュニケーションを心掛け、信頼を得ておく必要があります。

たとえ、
自分が上司からミスをなすりつけられても、

他の上司や同僚たちが「彼はそんなことをする人じゃない」と弁護してくれるような環境を整えておくことで、相手が手出しできないようにすればいいのです。

天然系の嘘の対処法

理詰めで対処するしかありません。教える度にメモを取らせて、「聞いていない」と言われたら、「じゃあ、昨日のメモを見てみよう」と言えばいいです。

ポイントはあなたを責めているわけではないという姿勢を見せてあげてください。
責められていると感じると、今度は防衛の嘘をつくようになるので、堂々巡りになってしまいます。

感情的にならず、「仕事をスムーズに進めるために、メモを取るようお願いします。」などと淡々と説明してあげてください。


最後に


嘘をつく理由と対処法を紹介しました。

子供が嘘をつくクセがなくなるまで
少し時間がかかるかもしませんが、
根気強く接してみます。


そして、
子供が嘘をついた時、
注意するときは

人格を否定しないことを意識する

「いつも嘘ばかりつくの!!
あんたは卑怯者!!」      

「そんな嘘ばかりつくと
ちゃんとした大人になれないよ!!」


このように
人格を否定するようにな
言葉を言っていると

子供の
自己肯定感が低くなります。



自己肯定感が低くなると

「僕はダメな人間だ」

と思うようになり


「ダメな人間」 として立ち振る舞いをしてしまう。

さらに
問題を引き起こす原因にもなる可能性があります。


ですので
くれぐれも人格は否定しないこと!


何があっても

子供には、
無条件の愛を与え、
あなたは価値ある存在だよ


と伝えること。

子供自身、
自信が持って、
人生を積極的に
歩んでいけるように…

結局、息子と話し合って勉強が難しいからしたくないとのこと、付き合ってあげるから一緒にしようとのことでした。

仕事でも、同僚、社員、など大人にも共通することだと思います。

今回、自分自身の考えをまとめました。

それでは、
最後までお読み頂き
ありがとうございました。

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