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モテない人は転職エージェントとしても活躍できない理由

とある本に、転職エージェントのマネージャーはプレイイングマネージャーであるべきという一節を読みました。プレイヤーとして活躍し、売上を圧倒的に上げていた人がマネージャーとしても活躍しやすく、さらにはメンバーを育てることが出来るという理論です。

売上を上げるプレイヤーがマネージャーとして尊敬される

これにはメンバー視点の話も含有されると思っていて、売上を上げることの出来ないマネージャーはメンバーから尊敬されることはないです。そもそもですが、転職エージェント間の関係性は結構ギクシャクしている組織も多いです。もしかしたら営業という職種全般に言えることかも知れませんが、転職エージェントという仕事ではそれが顕著です。人材紹介は売上の構造上、実績を上げているかどうかが一目でわかるし、例え違う領域にチャレンジしている等事情はあるにせよ、実績は参加しているメンバー全員横並びで比較することが可能です。実力が可視化されている中で、プレイヤーとして活躍できていなかった人の話を、メンバーが聞くわけがないのです。

転職エージェントとして活躍できる人

では、どういった方が転職エージェントとして活躍できるのでしょうか?どれだけロジックで固めたとしても、それだけでは勝てません。人材紹介は対人の仕事であるため、目には見えない抽象的な能力も併せて補填し、力を発揮していく必要があります。例えば企業の人事の方と接する際にも、相性が大事になってきます。客観的に見ると、求人の要件は変わらないのだから、人事との相性など関係ないのではないかと思うことでしょう。しかし実際はそうではなく、その塩梅によって紹介および採用がうまくいかないことは多々あります。単純なことで言うとコミュニケーション不足により面接の日程調整がうまくいかなかったり、候補者と転職エージェントに企業が伝えていることにずれが生じていたり、問題はいくらでも生じます。

人からモテると売上もついてくる

候補者とのやり取りでは、より一層人間力が試されます。いまはオンラインで会い、その後もメッセージや電話のみで信頼関係を構築していく必要があります。初回のオンライン面談で、信用を得なければ一瞬で連絡が取れなくなることなどざらです。だからこそ知識、外見、コミュニケーションの取り方、ロジック等々の抽象的な要素を磨いていき、その掛け合わせから、結果論として売上に繋がってくるというのが人材紹介なのです。しかもどこかの要素で基準を下回ると足切りをされてしまうので、常に研鑽が必要です。売上が上がるか上がらないか≒現在のあなたが、人からモテるのかモテないのかの権化だと思っています。

株式会社AGENT SUCCESSとは:人材紹介事業の立ち上げ及びコンサルティングを行う人材会社です。業界の経験を活かし、本質的で社会貢献性のある人材紹介を実現するためのお手伝いをさせていただきます。また、業界の負を解消し、企業・候補者・人材紹介それぞれにメリットのあるサステナブルな紹介方法を採用しておりますので、ご興味ある企業様および人材紹介会社様はお気軽にお声がけしてください。

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