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立ち上げ初期に「無知の知」を抜け出し、最速で売上を出すために人材紹介責任者が取るべきたったひとつの行動

今回のnoteはいままで人材紹介を生業にしておらず、いま責任者として挑戦している方を対象に解説しています。

頭で考えすぎず、知り合いなどを通じて企業および候補者を集めて人材紹介の成功事例を早い段階で体に覚えさせる

人材紹介を事業として進めていると、そのビジネスモデルの単純さから何となく出来てしまっている感覚が生まれます。いわゆる「ダニング=クルーガー効果」と呼ばれるもので、その効果が早い段階で表れやすいのが特徴となっています。

※引用 https://motifyhr.jp/blog/training/dunning-kruger_effect/

上記の「馬鹿の山」に到達するのが早く、さらにはこの頂上に長く滞在してしまう人材紹介責任者も少なくありません。なぜなら、この状態に陥っていても何件かは人材紹介がうまくいっているように勘違いしてしまうケースがよくあるからです。

なぜなら、人材紹介の工程にある候補者との面談や企業とのやり取り、内定~内定承諾後のクロージングまで、完璧な正解があるわけではなく野放しにしていても良い方向に事が進んでしまうケースは多々あるからこそ、自分は間違っていないと勘違いしてしまうのです。

そういった小さな成功体験もどきを両脇に抱えて、うまくいっているはずなのに何故か結果に結びつかないという負のスパイラルに陥ってしまいます。そのスパイラルに陥っている人こそ、何が悪かったのか分からないがために小さなことにこだわり、仕組みで解決しようとしてしまいます。

そうではなく最初は何となくでも良いので、まずは一件何がなんでも成約を早い段階で絞り出しましょう。私も初期段階のクライアントには「集客をスカウトで行いましょう」「何十件かスカウトを打ってみて効果検証しましょう」と言いますが、それは二の次でよくてまずは知り合いの中から転職活動をしている人を見つけ出し、その方をフックに伝手のある企業に体当たりで契約を取り紹介に繋げていくことが大事です。この段階では仮に自分がターゲットとしている候補者や企業からずれていても構いません。人材紹介の全体の流れをキャッチアップし、自分が陥っている無知に早く気付く事が一番大事なのです。

晴れて最初の人材紹介に成功した暁には、再現性を高めるために工程をブラッシュアップして仕組化を図っていきましょう。二件目以降の紹介になると、いまよりも無知の知を会得し、自分の課題を理解した上で行動ができていくはずです。

株式会社AGENT SUCCESSとは:人材紹介事業の立ち上げ及びコンサルティングを行う人材会社です。業界の経験を活かし、本質的で社会貢献性のある人材紹介を実現するためのお手伝いをさせていただきます。また、業界の負を解消し、企業・候補者・人材紹介それぞれにメリットのあるサステナブルな紹介方法を採用しておりますので、ご興味ある企業様および人材紹介会社様はお気軽にお声がけしてください。

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