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【就活生のお悩み】自分の将来と企業と向き合うってどういうこと?

少し投稿の間隔が開きましたが、現在も特に大学3年生の前後から「これから自分のしたい事がわからない」と感じたり、将来に関する悩みを抱える学生さんと出会っています。

また「周りは本気モードだけど、自分はまだ準備すらできていない」など焦りや不安もでてくる時期です。なぜ、不安に思ってしまうのでしょうか。

今回は【就活生の悩み】をテーマに、そのハードルを下げ方を就活との向き合い方として紹介していきます。

分からないから不安に!そもそも「就活」とは?

「就活」とは文字通り、就職活動のこと。毎年、大学生・大学院生・高専生・専門学校生が、民間企業から採用内定をもらうために、卒業前年から卒業年にかけて取り組む求職活動の一連の動きを「就活」と総称します。

「就活あるある」の考えに一度は惑わされる!

「名だたる大企業に入れれば就活成功」という理想や「働くことにネガティブなイメージがある」といった考えで、なぜか固まってしまうことがあります。

あるいは「自分に向いている仕事がわからない」「目指している企業に入れなければ、就活は失敗なのではないか」といった、根拠のない考えに悩む場面もあるのが就活です。

本当は、就活にも人生にも、正解・不正解などは無く、大企業で活躍することを目標にする人もいれば、自分でも思いもよらなかった企業に個性がフィットして採用される人もいてよいものなのです。

社会に出れば「価値観は多様でよい」と思える広い視野での気づきが大切です。「自分らしい就活の答えを出すのは難しそう」と悩む前に「自分を見つめること」で、自身の価値観に気づく事から始めていきましょう。

向き合い方①~価値観を知る自分史づくり~

自分の価値観を知るために、自己分析を深めることが、就活には欠かせません。自分を見つめて就活と向き合う「やり方」には、便利な自己分析ツールや他己分析をする方法など、多様な方法があります。

今回は、自分史を作っての見つめ方を紹介します。「自分史」とは生まれてから現在に至るまで自分がどんな経験をしてきたのか、その経験から自分の価値観にどう影響を与えてきたのかを、網羅して振り返る方法を指します。

自分を知るために、自分史を作る時はご自身のどのような部分を知りたいのかを明確にしておくと、価値観や考えに気づく事ができるでしょう。実際に自分史のやり方について紹介します。「自分史」から把握できることは

・小さい頃からどんな考え方をしていたのか
・自分の強みと弱み
・これまでに頑張ったこと
・悔しく感じたこと 

これらを軸に、実際に自分史を作成していきます。考え方は、年齢を重ねるごとに変わっていくと思いますが、どのようなきっかけで変わって行ったのかを重視してまとめてみることがポイントです。

向き合い方②~自分史を深める3ステップ~

《Step1》(テーマ) 
幼い時から今に至るまでの、趣味、習い事、夢などを思い出せる範囲で書き出します。

例)小学生の頃はスイミングに通っていた。

《Step2》(事実)
上記で決まった内容について、実際に行動、変化してきた出来事を書き込んでいきます。ここでは、事実を箇条書き程度にまとめることがお勧めです。

例)最初は泳げなかったけど、周りがどんどんと上手くなっていたのが悔しくて、たくさん練習を重ねた。

《Step3》(深堀り)
事実を振り返った次に行うのは、なぜそのように感じたのかという深堀りです。「なぜ」「どのように」を自分に問いかけることで、自分の中にある軸や大切にしていること=価値観=に気づくことができます。

・どのように楽しかったのか/嬉しかったのか/辛かったのか/悔しかったのか
・なぜそれを始めたのか(きっかけ)
・なぜ頑張れたのか、頑張れなかったのか
・当時を振り返った今、どのように感じるか

今回の例では「悔しかった」ことを、自分の頑張りにつなげていることがわかります。負けず嫌いな一面が、行動の理由になっているのです。

このように、過去の想い出や今までの人間関係、遊びなどから自分が形成されていることを振り返る中で、新たな発見があるかもしれません。

向き合い方③~企業選びの軸を元に考える〜

自分史によって自分を見つめ、価値観に気づくことはできましたか?自分で見つけた軸を元に、就活を通じてどんな企業で働きたいのかをイメージしていきましょう。

《Step1》様々な人の軸を見る

自分史を経て、今度は他の人にフォーカスを当て、自分の身の回りにいる社会人の先輩や両親、友人などに聞き、様々な価値観に触れることで、ようやく自分の軸と照らし合わせて参考にすることができます。また、自分と同じ価値観や軸を持った人に聞けることも、就活と向き合う上で大きなポイントになるでしょう。

《Step2》より多くの業界に触れる

業界を知る上で大切なことは、視野を狭めず様々な業界に目を通すことです。それが、社会全体を見渡すことにも繋がります。

就活に向き合えていないと、「この業界はあまり興味は湧かないな・・・」「仕事があまり面白くなさそう」などと、自分の感じ方がもたらす固定概念で考えてしまうこともあるかも知れません。

色々な業界・1社1社の最新情報に目を通し、自分の軸と照らして重なる部分を見出すなど、将来の可能性を想像しながら業界研究をしていきましょう。

まとめ

「就活との向き合い方」についてご紹介しました。就活をするなかで、さまざまな悩みや不安がありますよね。「自分が将来したい事がわからない」といった就活を始めたての学生さんの声は、毎年よく耳にします。

まずは、自分を振り返り知る事で、自分がどのような価値観を持ってるのか気づくことができます。軸を持つことからあなたらしい就活は始まります。

シンミドウの就活エージェント+では、インターンシップ情報や面接対策、自己分析のアドバイスも専任アドバイザーから直々にお伝えしています。

就活生ならではの悩みに特化しているので、他のnote記事にもアクセスして頂きながら、今後も就活と向き合う上での参考にしてみてくださいね。