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◆自分の武器に◆自己分析をはかどらせたい人必見!就活専用ノートのまとめ方

自分だけの「就活ノート」の用意はできていますか。勉強する時、学んだ内容をノートにとりますよね。就活も同じで必要な情報や考え、今の状況を把握するためのノートは欠かせません。

たった1冊の専用ノートで、就活の進め方が実は劇的に変わります。今回は、就活ノートのまとめ方について紹介します。コツをつかんで、まとめたノートを自信に変えて、納得の内定へ前進していきましょう。

なぜ就活でもノートが役立つ?その理由と目的

就活に時間をかける時に、1冊のノートが役立つのには理由があります。

|自分への投げかけ「なぜ」を整理できるから

就活において「自己分析が大事」と繰り返し言われますね。「なぜ」という視点で、自分自身の考えや行動を見つめ返すことが求められるからです。

・なぜ、その経験を選んできたのか(過去)
・なぜ、あなたは就活をするのか(今)
・なぜその業界/その企業で働きたいのか(これから)

何となく・・・と考えは浮かんだとしても、時間をかけて整理する場面は、就活を行うまであまり無かったのではないでしょうか。就活を行う前まではきっと誰かに聞かれることもなければ、自身で考えることもないのは多くの学生さんに共通しますノートの上で自分に問いかける工程をつくれます。

就活を進めていくと、自分自身について「すぐ答えらえる」ことが求められる場面もあります。普段から考えていること、考えの起点などを書き出して、整理・アップデートするのにも「就活ノート」が役に立ちます。

|相手(企業)の情報を知るのにも効果的に役立つため

就活をしていくうちに、出会う企業の数はだんだん増えていきますよね。

・気になった業界や企業の情報、チェックしたことを忘れないため
・気になった業界や企業の差別化ができるため
・業界全体、1社の企業、働く社員をみる広い視点を持つため

自己分析やエントリーシートでアピールする項目を考えながら、選考を受けたい企業情報とも照らしあわせていく作業を、複数の会社で繰り返しますよね。忘れにくく、また比べやすくするのにも「就活ノート」が重宝します。

1社の就職情報をみたり、説明会を聞いたりしたその瞬間は、鮮烈な印象を受けても時間の経過で薄れてしまいます。情報や気づき、考えが1冊のノートにまとまっていれば、サイトやHP上で何度も確かめる時間を省略することもできます。

得られた基礎的な事実やデータをまとめるのはもちろんのこと、就活ノート上に意見や感じたこともメモに残しておきましょう。多くの企業の情報にあたっているうちにあいまいになったり、選考の結果次第では視野が狭まったりする時は「就活ノート」が、立ち返り方を教えてくれるはずです。

自分の経験を残す!就活ノートの内容・書き方

「就活ノート」と名付けても、書き始めなければただのノートのままです。たかがノート、されどノート!早速ペンを片手に読み進めてくださいね。

|自己分析にダイレクトに響く!「自分史」をつくっておく

自分自身についての「自分史」をつくるイメージで、ページを構成してみましょう。歩んできたこれまでの人生を振り返り、就活ノートにまとめます。

「学生時代に頑張ったこと」としては高校・大学の話題が思い浮かぶと思いますが、「自分史」には下記も盛り込んでおいて損はないはずです。

【例】
・小学校以前の特異な思い出
・小学校/中学校/高校の時の思い出深い出来事
・子どもの頃の夢 など

最近の話は、比較的思い出しやすいですが、幼少期の話も「就活ノート」に書き記しておきましょう。いま現在の考え方や、行動の仕方を形成してきたことを根拠づける自己分析に役に立ちます。

直接聞かれることはなくとも、生い立ちも含めた『自分史』として残しておくことをおすすめします。「就活ノート」に細かく記しておく工程を通じて、エントリーシートや面接の選考で聞かれる、あなた自身のことを知ってもらうため引き出しやエピソードを思いおこしやすくなるでしょう。

|面接で聞かれたこと・選考のときに質問したいことも細かく

選考中・面接時に聞かれたことを「終わったこと」として済ませずに、「これからも聞かれること」として、「就活ノート」にメモしておきましょう。

・どのようなことを聞かれたか
・自分はどのように答えたのか
・選考の面接官はどのような反応だったか

上記を例に、選考後に記しておくのです。特に1つ目「どのようなことを聞かれたか」・2つ目「自分はどのように答えたのか」は、複数の企業で繰り返し選考を受けて、近しい質問を受ける度にブラッシュアップをする際に役立ちます。

また3つ目「面接官の反応」にこそ、選考で聞きたい・確かめたい狙いが込められている場合があります。明確な答えがあるわけではありませんが、その企業がどのような人物を求めているのか、活躍を期待しているのかと、質問の意図を自分なりにイメージして「就活ノート」に記してみてください。

誰かに見せるわけでもなく、就活の記録と記憶を書き連ねていけば、あなたの考える力や表現する力が次第に磨かれ、たった1冊のノートを就活に活きる頼もしい味方にできますよ。

まとめ

「ノートに残すならば」と、綺麗にまとめる必要はありません。ただし、後回しにせず、怠ることなく書き尽くす1冊を用意してみてはいかがでしょうか。

説明会、インターンシップ、座談会、面接。地道にページを増やしていくことで、納得のいく内定の獲得へと着実に歩みを進めていけます。選考を受けた日程や、面接の予定などスケジュールも控えておけば、就活の予定も一元管理ができて焦らずに済んで、一石二鳥です。

「就活ノート」にまとめた自己分析をアウトプットし、あなたの自己PRを伝える力を伸ばせば、あなたの魅力に気づいた企業からオファーが届きます。また、自己PR文章を見直すチャンスも必然としてつくれます。考える力や表現する力を高めて、よりよい就活アクションを一緒に続けていきましょう。