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進学先はチェコ共和国に決定

進学先はチェコ共和国のプラハ。
「うちの子、チェコの大学に進学することになった」と伝えると、90%の人が「チェコ?!」という反応をします笑。
だいたい、ヨーロッパのどこか、ってことはわかるけど、その国をイメージできる要素が無い・・・という感じでしょうか。
私自身も、チェコもプラハも名前は知っているけど、チェコスロバキアがチェコとスロバキアになった、ってことくらいしか知りませんでした笑。

その後、色々と調べたところ、美しい景色が世界遺産だったり、チェコにしか残っていない建築様式の建物だったり、あとビールもとても有名ということ。景色に関しては、見れば見るほど、私も行きたい!!って羨ましく思えてきます。

なぜチェコ??

チェコ、というよりも、まず中欧を選んだことには理由があります。
それは、学費がとても良心的ということ。大学での学びに対する門戸がとても広いということ。
中欧のいくつかの国では、地元であれば、その国の公用語でのコースは無料で受けられるというところが多く、大学は誰でも学びたい人はどうぞ!というスタンス。
ただし、入ってからは、本気で勉強していかないとついていけないですし、やめる人もそれなりに多いということを聞きました。
学びたい人には、チャンスがある!そして、本気で学びたい人は、経済的な心配をしなくても機会が与えられる、ということですね。
自分に合っていない場合にも、「高い学費を払ったのに」というような縛りを感じる必要なく、違う道への方向転換ができます。
若い人たちが、気軽にチャレンジできるって、素晴らしいシステムだなあと思いました。

そして、国外からの留学生であっても、チェコ語であれば授業料はかからない、一方で英語でのコースの場合には学費がかかる、という感じです。
(それは、国や大学によって違いがあると思いますので、確認くださいね)
その学費は、日本の国公立大学とほぼ変わらない、ということも、まったく知らなかったので驚きました。
・・・ただ、その点に関しては、受験したとき(2022年の年明け)から、急激に円安が進みまくって、いざ、学費を支払うという時点では、値上がりしているという状態でした(涙。

出願はインターネットから、大学のサイトにアクセスしそこから行なったようです。受験料がかかりましたが、日本円で4000円ほど。
どうやって支払うのかと不安になりましたが、受験料はクレジットカードでの支払いだったので、難なくクリア。
(カードの名義は本人じゃなくても大丈夫でした。)

出願から合格までの大学とのやりとりは、当たり前ですが本人が全て行なっているため、私はよくわからないのですがw、
大学でのコースは英語での受講のため、手続きにおいてのやりとりや書類も、すべて英語で送ってもらえます。

最初はメールでのやりとりが続き、入学許可証などの原本は、のちに郵送されてきますが、それは7月に入ってから届く感じです。
しかもこれが手元にないとビザの申請ができないという、こまった事態がこのあと待っていますが・・それはまた別の記事で詳しく書いていきますね。

留学先での住居について

我が家が、エージェントや留学斡旋業者をとおさずに留学できた理由のひとつは、大学に寮があったこと。

もしも、ホームステイなどを希望しているようならば、それは個人での手配はムズカシイと思います。

アパートを借りると言っても、現地でのサポートがないとムズカシイ。
もちろん、向こうに住んでから自分で見つけたりってことなら、まだできそうだけど、文化や言語の壁があるなかで、日本にいながらチェコで住むところを自力で手配するのは、一番大変なことかもしれません。

これは、海外に慣れている場合には、決して無理ではないと思います。が、我が家は留学初体験。迷わず寮を選択です。

ということで、合格ですよというメールのところにも、大学の寮を希望するなら用意できるよ〜といった内容があり、希望する!というお返事をしていたと思います。

寮の代金も良心的で、1日あたり136czk(1czk=5,5円といわれていた・・)なので、1ヶ月にすると約23,000円くらい(二人部屋)。
ですが、これもまた、徐々に値段が上がってきちゃってます汗。

寮の支払いについては、また他の記事で紹介したいと思います。

チェコはポピュラーじゃない留学先??

チェコって、留学としてあまりポピュラーじゃ無いように思いますよね。でも、意外と医学部や、音楽などの留学はいらっしゃるようです。
そもそもが、北海道とか九州ほどの広さの国なので、そこにそんなに多くの日本人留学生がいるってことは、ないですが笑。

チェコの治安はなんと日本よりもランキングは上!
だから、治安の部分の心配はあまりしませんでした。

留学先としては、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなどが多いですし、そういった国なら、情報も得やすいしサポートもしてもらいやすい!留学経験のある人も身近で見つけやすいと思います。
通貨もドルだったら、色々と便利な場面も多いはず。まあ、便利というよりも、あまり大変なことはない、ということですね。

それに比べてチェコへの留学は、とにかくあまり情報がないってことが不安要素大きかったです。しかも、個人での手続き。。。

しかし、大学側はたくさんの留学生を受け入れているので、担当の方からの親切なメールのやりとりをしていただいたり、生活アドバイザーのような仕組みもあるようで、わからないことや不安なことは、直接自分で大学に問い合わせるのが一番かなと思いました。

そして、チェコへの留学の行きやすさとしては、現在のところ、渡航に対してPCR検査や各種証明の類が、一切不要となっていることも大きいです。
(2022年9月に渡航)
これについては、日々変化しているとは思いますが、少しでも多くの国が、以前のように往来しやすくなるといいですよね。

渡航に関する書類や手続きは、一つでも少ない方が良いですね・・

親の立場から見た海外進学

私自身が、留学というものに全く興味がなかったため、勝手なイメージしかありませんでしたが、やはり「海外の大学に進学する」というのは、短期留学とはちがって、ハードルが高く感じますし、私にとっては未知の世界。
さらに庶民にとっては、海外の大学だなんて経済的に心配というのが頭に浮かんでしまいました。

実際、アメリカなど国によっては日本での大学進学とは比較にならないほどの金額のところもありますし、我が家もその選択肢は、叶えてあげるのはムズカシイなあ・・という状態でしたが、色々と本人が調べていく中で、中欧のこういった大学があるということが、わかりました。

本人の将来。
自分がやってみたい、と思ったことがあるのなら、できるだけ叶えてあげられたら・・・という気持ちでした。

もしも、これを読んでいらっしゃるのが親御さんで、お子さんが海外に行きたいと言った時に、経済的なことが理由で反対と考えてらっしゃるのなら、
金額のことだけで、最初から無理だと決め付けるのは、ちょっと待った!

日本ではありえないような奨学金の制度や、日本の大学と変わらないような学費でいける大学は、探せばあるってことを知っていただけるきっかけになったらいいなあと思います。

もちろん、言葉も文化も違う遠い国に行ってしまうことは心配だし寂しいです。でも、本人の強い希望があるのなら、できる限り本人を応援するしかないなあ・・・と思いました。

いろんなご家庭の方針があると思いますが、子どもの人生は、本人のもの。親のものではない・・ということで、
もしも、お子さんから海外進学をしたい、といわれて、戸惑ってらっしゃるのなら、思い切って、お子さんと一緒に、留学への道を伴走してみるのも楽しいですよ。(すごく大変だったけど、とてもいい時間でした。)

次回からは、書類の準備など具体的なことを記事にしていこうと思います。

なんだか長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました♪


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