荒木 洋二

株式会社AGENCY ONE  代表取締役 NPO法人日本リスクマネジャー&コンサル…

荒木 洋二

株式会社AGENCY ONE  代表取締役 NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 理事長

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広報人講座 伝わるをひもとく(1)

こんにちは、荒木洋二です。今回も「広報PRって何をするの?」についての解説を進めていきます。 前回は利害関係者と良好な関係を築く、共感に基づく信頼関係を築くためには組織としてのコミュニケーションが重要であると説明しました。個人や部署としてだけでなく、組織全体として、法人そのものがいかにしっかりとコミュニケーションを取るのかが問われるのです。 今回2番目の「伝わるをひもとく」について、これから解説します。今回から3回にわたって、「みる・きく・考える・伝える」というコミュニケ

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      聴くコラム ”ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(6)”

      • 広報PRコラム#34 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(6)

        こんにちは、荒木洋二です。 ◆「舞台裏」が体感できる工場見学前回のコラムでもセミナーに参加した大学生の感想を紹介しましたが、再掲します。 「表舞台と舞台裏の話は面白かったです。現在、選考を受けている中で、表舞台(就活サイト・新聞・CM)で企業の存在を知り、舞台裏(座談会・工場見学・ニュースルーム・交流会)で共感していく流れは実体験として経験しています。事実、オンライン選考の中では特に、舞台裏を多く提供している会社に惹かれていきました」。 就活でも「舞台裏」が鍵を握るとい

        • 広報人講座 広報PRって何するの?

          こんにちは、荒木洋二です。今回から「広報PRって何をするの?」の本論を解説します。 前回は「はじめに」と題して、全体を概観しました。「理論・基礎知識編」全体をもう一度振り返りつつ、最後の締めくくりとなる「広報PRって何をするの?」がどう位置づけなのかについて説明しました。 「広報PRって何をするの?」は以下の四つで構成しています。 1)組織としてのコミュニケーション  2)「伝わる」をひもとく  3)広報媒体とは?  4)広報担当者の立場と役割 今回は1番目の「組織とし

        広報人講座 伝わるをひもとく(1)

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        • 荒木洋二のPRコラム
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          聴くコラム ”ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(4)”

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          聴くコラム ”ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(5)”

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          広報PRコラム#33 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(5)

          こんにちは、荒木洋二です。 ◆就活でも「舞台裏」さる5月28日、現役大学生を対象としたオンラインでのセミナーに講師として登壇しました。テーマは「広報とPR。ホントの、現場の話。」(主催:CheerCareer)で、今週の金曜日に「第2回 メディア・リレーションズを知る」が開催されます。第1回は、「そもそも論」を問い、会社や広報の本質を深く考える機会としました。当日の模様は当ニュースルームのレポート記事をご覧いただきたい。 印象深かったのは、参加した大学生たちが一様に熱心に

          広報PRコラム#33 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(5)

          広報人講座 広報PRって何するの? はじめに

          こんにちは。荒木洋二です。 初級講座「Ⅰ.理論・基礎知識編」の最後は「広報 PRって何をするの」です。まず、これまでの理論・基礎知識編を振り返り整理してみましょう。私たち、多くの人たちが所属している企業・組織とはそもそも何だったんだろう、という「そもそも論」が始まりました。それを明らかした後にその企業・組織が行う広報PRとはそもそも何だったのか。どういう意味で何をすることで、何の目的でで行うのか。このことを明らかにしました。そして、利害関係者である「生活者」は情報をどう選ぶ

          広報人講座 広報PRって何するの? はじめに

          広報PRコラム#32 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(4)

          こんにちは、荒木洋二です。 ◆「舞台裏」に光を当てたテレビ番組毎週日曜日の23時30分、TBS系で放映されている番組をご存じでしょうか。その名も『BACKSTAGE』(CBCテレビ製作)、つまり番組名が「舞台裏」なのです。昨日(6月6日)の放映では、ベーカリープロデューサーの岸本拓也さんに密着していました。 同番組の直前に放映されているのが人気長寿番組『情熱大陸』です。誰もが知るアスリートや有名企業の経営者、芸能人、業界で知る人ぞ知る専門家など、脚光を浴び活躍する人たちに

          広報PRコラム#32 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(4)

          広報人講座 生活者はどう情報を選ぶのか? 四つの情報源/生活者に対するコミュニケーション

          こんにちは。荒木洋二です。 今回が「生活者は情報をどう選ぶのか?」の最終回です。最後までしっかり学んでいきましょう。 前回は、メディア環境研究所の「メディア定点調査2018」の調査結果から、生活者がどのように情報と向き合っているのか、ということについて解説しました。今回も『メディアガイド 2018』に掲載されている、同結果を分析した情報を紹介します。前回説明した四つの情報源を詳しく見た後に、生活者に対するコミュニケーションはどうあるべきか、ということについて触れていきます

          広報人講座 生活者はどう情報を選ぶのか? 四つの情報源/生活者に対するコミュニケーション

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          聴くコラム ”ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(3)”

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          広報PRコラム#31 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(3)

          こんにちは、荒木洋二です。 前回は、経営者マッチングプラットフォームで出会った、株式会社LIBLAT identity(リブラットアイデンティティー)代表取締役の山本龍治(やまもと・りょうじ)さんの「舞台裏」を軸にした取り組みやアイデアの一端に触れました。今回は山本さんのアイデアをもう一歩踏み込んで紹介しながら、彼との会話から着想を得たことを軸に「舞台裏」をどう見せ、触れさせるか、どう見える化するかについて考察を深めていきます。 ◆店内で「舞台裏」の動画を視聴彼のアイデア

          広報PRコラム#31 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(3)

          広報人講座 生活者はどう情報を選ぶのか? 情報との三つの向き合い方

          こんにちは。荒木洋二です。 今回も「生活者は情報どう選ぶのか?」について、引き続き解説します。前回は、経済広報センターと企業広報戦略研究所の調査結果から、自ら魅力を伝える、自ら舞台裏を伝えることが非常に重要である、ということについて説明しました。今回は3番目、「情報との三つの向き合い方」です。 では、メディア環境研究所が生活者を対象に行った調査の結果を明らかにしていきます。この調査は「メディア定点調査2018」(2017年1~2月実施)といいまして、『メディアガイド201

          広報人講座 生活者はどう情報を選ぶのか? 情報との三つの向き合い方

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          聴くコラム ”ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(2)”

          「聴くコラム」は、テキスト版コラムの音声版です。

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          広報PRコラム#30 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(2)

          こんにちは、荒木洋二です。 前回述べたとおりビジョンを実現するために、当社はビジネスモデルを「請ける」から「教える」へと変えました。 人材育成とニュースルームCMS(コンテンツマネジメント・システム)を事業の柱に据えてからは、当然のことながら日々の仕事内容自体が様変わりしました。それまでは近しい信頼できる人から中小企業の経営者を紹介され、その企業を顧客としてきました。特に積極的に営業していたわけではなく、セミナーなどで広く多数の人に情報を発信することもしていませんでした。

          広報PRコラム#30 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(2)

          広報人講座 生活者はどう情報を選ぶのか? 自ら魅力を伝える

          こんにちは。荒木洋二です。前回に続き、今回も「生活者は情報をどう選ぶのか?」について、解説します。 前回は、まず「生活者」とはそもそも何者なのか、ということについて解説しました。そして、生活者と組織人では、若干、情報をどう選ぶのかという基準が変わる可能性があることも触れました。 今回は2番目、「自ら魅力を伝える」です。早速、解説を進めましょう。今回の講座では、生活者を対象にした調査のうち、経済広報センターと広報戦略研究所が実施したデータを明らかにします。それぞれの調査の趣

          広報人講座 生活者はどう情報を選ぶのか? 自ら魅力を伝える