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旅酔短歌 「渡り鴨」


氷床に着水なるかな渡り鴨あるべき庭に我も居らんや


今日は、冷たい朝でした。
それでも湖には鴨が戯れています。
もし、この湖面が凍っていたら、鴨たちはどうするのだろう?
遠く離れた地から飛んできて、降り立つ場所が氷で閉ざされていたら・・・

私達は誰しもが、自分の居場所を求めて飛立った渡り鳥のようなものかもしれません。
羽を休める場所があるというのは、
自分の住む世界があるというのは、
幸せな事ですよね。


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