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夢を叶えた後も人生は続く:夢の果てのリアル

夢に向かって努力している人、夢への道を模索している人も多いだろう。

夢が実現していない時に見落としがちなのが、「夢を叶えた後も人生は続く」ということだ。

自分の場合も、このことはあまりよく考えていなかった。

若い頃、夢に描いていたのはライターになること、本を出すこと、会社を作ることであった。これらは30代前半までに全て実現した。

しかし、夢を叶えたとしても、そこがゴールではない。

例えば、自分の本を出すことが夢だったとして、それが実現しても、喜びに浸るのも束の間、その日から次の文章を書き始めなければならない。

目標を達成したら、次の目標を設定して、また取り組む続けなければならない。

夢が実現してモチベーションがリセットされたとしても、新たなモチベーションを持って取り組んでいく必要がある。

夢が実現したとしても、人生が続いていくというのは、ある意味苦行である。

何か成果を出したとしても、次にはもっとより良い成果を求められるし、常に成長を続けていかなくてはならない。

モチベーションを自分でコントロールし、自分を奮い立たせ続ける必要がある。

自分の場合、モチベーションの低下からライターを廃業した。

夢は実現したが、夢のその先を走り続けることができず、そこから降りた人間である。

しかし人生は様々であり、一つの夢に縛られることもない。夢が実現したら、全く別の夢に向かっていく人生もある。

夢が叶った後も人生は続く。

夢が実現した後にも、その延長線上に新たな夢を見つけて、やり続けることができるだろうか。

今、夢に向かって努力している人は、夢が叶った後のことも、考えておいた方が良いだろう。


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