何が報酬を決めるのか?:報酬と能力はイコールではない
能力の差はさほど無いのに、報酬が違いすぎるのは何なのか。
上司は自分よりも2倍以上の報酬をもらっている。しかし、能力が2倍違うとも思えない。
総合的な能力では上司が上だろうが、ある部分に関しては自分のほうが優れていることもある。
それなのに、なぜ報酬が倍以上の開きがあるのか。
JTC(伝統的な日本企業)で年功序列なので、社歴は1番の要素だ。
そして、会社へのコミットの度合いというのも要素のひとつだろう。
コミットの度合いとは、必ずしも貢献度合いとイコールではない。
会社にコミットすること、尽くすことが重要なようだ。
たとえば、自分より10歳以上年上の部長たちは、会社では出世できたかもしれないが、家庭での役割はあまり果たして来なかったように見受けられる。
偏見かもしれないが。ともかく、家庭を顧みず、会社に尽くしてきたのだろうと思う。
一方、自分は毎日定時で帰っているし、残業はほとんどしたことがない。飲み会も出ない。
給与に見合う程度は会社に貢献しているかもしれないが、何かを捨ててまで会社に尽くしているわけではない。
ともかく、とくにJTCのような会社では報酬イコール能力ではなく、社歴やコミット度合いが報酬に大きく影響するようだ。
会社にコミットする気はさらさらないが、それでもやっぱり報酬はもう少し貰いたい。
報酬が多くなるのを拒むことはない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?