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しもうた


こちらに参加している人がだれもいないんですよ。少なくともTwitter上には。

みんな、Twitterでつぶやくのはさすがにためらって、メールで参加しているんですかねえ?

もしかして、自分がなんか勘違いしていて、勝手に下ネタあげていたら大恥ですね。ま、いいや。


*         *        `*


東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれてナニとたはむる


石川啄木先生の本歌取り、来ました!

たった一字しか変えていませんが、陰キャ度がいっそうキモいレベルに増しています。

「もののあはれ」が、「哀れ」にまで昇華されておりますな。


次。


この脚がいいねと君が言ったから七月六日はカラダ記念日


はい、俵万智先生に謝ったほうがいい一首、来ました。

そもそもサラダ記念日のパロディはかなり出回っていますからね。もう次いっちゃったほうがいいでしょう。

次。


やわ肌のあつき血汐にふれながらさびしからずや道を説く君


そもそもが与謝野晶子は下ネタな歌なんですよ。それがあかん方向に極まってしまうという。"ビッグバンセオリー"みたいな世界ですな。いとをかし。


次。


本歌取りも良いのですが、やはりオリジナルで行きましょう。


着てもなほ世の男らの二度見する揺れ膨らみの疑いのなき


意味が知りたい?はい、折句歌です。初句から結句までの頭の文字をつなげてください。


えー、妻に見つかって顰蹙を買っております。今日は一日子育てをしながらこんなことを考えておりました。もうこれ以上申すことはありません。本日はこのへんで。サヨウナラ。



by 現代の在原業平 自然対数乃亭吟遊



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