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よい風呂

 風呂場で本を読む。ちょっと読み応えのあるやつを切れのよいところまで読む、というのにはよい。
 …ってこともないか。

 哲学書のようなやつは気合を入れて読まんといかんので、風呂に入っている間くらいは読む、というふうにノルマを課す訳であるが、これがハマるといつまでもノルマに到達しない。温度設定が低めだと寒くなる。だがそれはまだいい。高めになっているとのぼせる。ふらつくレベルであるからかなり危険な話である。アホだ。

 それでもこういうことをくり返しているもんだから、入浴が読書の気合を入れるスイッチになっている。


#よい風呂の日

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