見出し画像

2022年12月21日の近況報告 何もかも全方位的に間違っている狂気のサッカーマンガ「ブルーロック」

 ゲーセンのクレーンコーナーでちらりと見て、その日の夜にヤフーで取り上げられて知ったのですが「ブルーロック」というサッカーマンガが狂ってる。


 第1話でコーチが「香川も本田もW杯で優勝してないからカスだ」とバッサリ斬り捨てているのも「限界なく間違っている」し、
 第2話のサッカーボールを使った「鬼ごっこ」でも「ハンド」は使ってはいけない。というルールを逆手にとって
「相手の顔面を蹴りとばしても構わない」っていう奴が出てきたりと徹頭徹尾狂ってるシーンしかありません。


 読者としての俺は「狂ってる! こんなのサッカーマンガじゃない!」と拒絶しますが、同時に作者としての俺は「こりゃ脳裏に焼き付いて離れないぞ。どうすればこんなことできるんだ?」と冷静に分析しています。どっちも俺なんでしょうが。
 とりあえず読者をひきつけるコツとして「逆張り」があって、例を挙げると(あくまで「一例」ね)「朝日新聞は世界最高の新聞社だ!」とか「Colaboは真っ当な団体だ!」って言うと「なんじゃそりゃ!?」ってなってとりあえずは注目集めることができるんですよね。


 それを正しいと思っている人からも、間違っていると思ってる人からも両方から反応が来るから結果として「バズりやすい」わけなんですよ。
 実際ブルーロックでも第1話で「香川も本田もカスだ。あいつらW杯で優勝してねえじゃねえか」って言いきりましたからね。


 ちなみに、これをもっとお化粧して形を整えたのが「実は間違っていた〇〇! 本当の使い方って……?」っていう奴です。広告に掃いて捨てる程ありますよね、こういうの。
 今までの常識を否定=逆張りすることでとりあえず注目はされるわけなんですよ。


 だから「香川も本田もカスだ。あいつらW杯で優勝してねえじゃねえか」っていうトンデモ発言を第1話からぶち込むのは、ある意味「成功の方程式そのまんま」なんですよね。
「面白ければ何やってもいい」っていう言葉がありますが、こんなメチャクチャな事をやってもアニメ化まで行くとは……。


 言っとくけど昔、個を重視したサッカーで日本は一度ぼろ負けしてる。
 まぁマンガなんて正しい間違ってるなんてどうでもよくて「正しかろうが間違っていようが圧倒的に面白ければそれでいい」んだけどね。


ツイッターやってます。日常生活で思ったことをつぶやいています。

作品一覧はこちらから。

よろしければスキおよびフォローをお願いします。

Noteに「近況報告 濃いめ」という有料記事も掲載中。

一部無料で見れる部分もある、有料記事をまとめたお得なマガジンも配信中です。詳しくはNoteのプロフィールページまで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?