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2022年7月23日の近況報告 「価値のあるボク」を証明するための「美少女になりたい」

そろそろキッツい加齢臭が漂いだした高齢オタクたちが「美少女になりたい」って言いだして、実際それを叶える「お兄ちゃんはおしまい」とかいうアニメが放送されるとのこと。
 それは後述する「価値のあるボク」を証明する手段の1つで、美少女になりさえすれば「大勢の人間から求め欲せられ価値を見出してくれるボク」になれるわけなんだよなぁ。
 正直そういう発想は「ハーブでもキメてラリってんのか?」って位イカレていますが「価値のあるボク」を証明するには理にかなった事なんでしょうな。


参考資料
「価値のあるボク」を確認するために女性を求める男達 - シロクマの屑籠


萌えアニメや萌えマンガに入り浸ってる人間からしたら、世界で最も価値があるのは「萌え美少女」なわけ。
 その「萌え美少女」に自分がなってしまえば「大勢の人間から求められ欲せられ我が物にしたい! と思われる」究極の承認欲求を満たせるわけなんです。
「エクストリームスポーツかよ」っていう発想ですが「価値のあるボク」を証明するにはかなり歪(いびつ)なんですが「実に」有効なんですよ。

「大勢の人間がボクの価値を認めてくれて、求められ欲せられ我が物にしたいと思われたい!」っていう「現実では絶対に、決して満たされない欲求」を満たせるのなら、
 性別の違いすら「ささいな事」の一言で軽く流せてしまうわけなんですよ。おそらくまともな人からしたら到底理解しがたい「おぞましい程の」イカレた心理でしょうが。


特に令和の時代を生きるオタクどもはVtuberでオッサンが美少女のガワを着て配信するのも当たり前になっていますので、
 美少女になるという行為に対して想像以上に抵抗が無いんでしょうな。上手く言語化できないけど「時代が追い付いてしまった」というか「追いつかれてしまった」というか何というか……。

昔散々流行った異世界転生も地球時代の「価値のないボク」を捨てて異世界、それも幼少期や思春期に慣れ親しんだゲーム風の世界にチートスキルをもって誕生し、
「価値のあるボク」になる物語なんだからこの手の大ボラ話は昔からあるんでしょうな。

以前ツイッターで「彼女は欲しいけどこんな高齢オタクにガチ惚れする女は問題抱えてると思うのでお近づきにはなりたくない。だから美少女になりたいって思うんだよな」
 っていう意味の発言をしたけど、高齢オタクたちには「ボクには価値がある」事を証明するためには「美少女になる」っていうのがベストアンサーになってしまうわけなんですよ。


「美少女になってアレコレされたい」なんて話、一般人からしたら「狂気の沙汰(さた)」なんでしょうけど「萌え狂い」している連中からしたら恐るべきことに「ごく普通の」事なんでしょうな。


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