2023年11月18日の近況報告 明治時代の頂き女子りりちゃん
「頂き女子りりちゃん」という『見たり聞いたりしてるだけで知能指数が「ドガシャーン!!!」と急降下しそうな』奴は今に限った話じゃなくて、昔からいるって話をします。
明治時代に石川啄木という詩人がいました。
「一握の砂」という詩集にある「はたらけど はたらけどなお わが生活楽にならざり ぢつと手を見る」と言う詩は有名であり、彼の代表作と言って良いと思います。
ただまぁコイツ、端的に言えばそれはそれは稀に見るクズ野郎でした。
仕事で稼いだカネはもちろん、一説には60人ほどの友人知人から「現在の価格に換算すると総額1000万円以上」の借金をして遊郭(ゆうかく)に全額ブチ込み、家庭にはロクにカネを入れなかったそうで。
さらにそんな身分なのに「オレに1度でも頭を下げさせた奴は全員死ねばいいのに」っていう内容の短歌を残しています。自分の立場を分かってんのかコイツ?
挙句の果てには遊郭で何をしたかを日記に書いてたんですが、奥さんに見られてもバレないようにローマ字でつづるという、現代で言う「暗号化」する始末。なんなんだこのクズは。ギャグマンガのキャラでもここまで酷くはないぞ。
でもその日記が後世に残って、日記文学として高い評価を得てしまったのだから世の中どう転ぶかは分からないよなぁ。
本人は「俺が死んだら燃やしてくれ」って周りに頼んでいたそうですが。
「頂き女子りりちゃん」(何が「頂き女子」だ〇すぞ)と比べてもそん色ないクズぶり。この手のクズはいつの世もいて、どうやって可視化されるか? っていう話なんだろうな。
それにしてもニュースでその後を追ってるけど、彼女がだまし取った金額は2億から3億と言われてたり、それをホストに全ツッコミしてたってのもムチャクチャな話。
ホストクラブ側も「汚いカネ」だと本当に気づかなかったのか?
「パパ活で(何が「パパ活」だ2回目の〇すぞ)オッサン共から2億とも3億とも言える大金をだまし取り、それをホストに全ツッコミ」とかマンガでも無い世界。
いくら読み切りや新連載に飢えてる出版社の編集部でも「もう少し現実的なものにしましょうよ」ってダメ出し食らうよ。
『全部現実で起こった出来事』なのに。
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