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⑥学ぶ力の低さ【発達障害克服の12枚の壁】

《要点》

・PCで検索しても、偏った情報を集めてしまう
・読書が困難で 知識が増えない

発達障害を克服するまでの、苦難を振り返ります。
苦難と克服のエピソードを12本伝える講演より。

⑥学ぶ力の低さ 【知識の壁】

★苦難のハナシ「頭がまわらない!」

私は10代からずっとパソコン好きですが、「情報収集が得意」といえませんでした。

・Webサイトの文字を読んでも、深いところまで理解できない
・ストレスに妨害されて、集中が続かない
・「○○であるべき」というこだわりが強く、それに反する情報が頭に入らない

30代、就活中の記憶ですが、求人情報の検索にすごく苦労しました。
・頭が熱くなって、しまいに眠くなる。
・細かい条件を指定するという発想がなかった。

体調不良についても調べたときも、文章の理解が困難。
「書かれたことを試す」という決断力も不足。

◎人生が動いた「鬼門だった読書ができるまで」

読書ができないと、深い学びを得るのは困難です。
私は20代から読書に興味を持ちましたが、ストレス無く読めるようになったのは30代後半でした。

多くの発達障害者にとって、読書は鬼門かもしれません。
当時の自分はどのように、読書ができるようになったのか振り返り。

・少しずつ、本を読む練習をする(できれば音読)
・脳疲労や心身の苦痛が少ない状態で、読書する
・集中力を低下させる薬に注意

また、自分の中に「こだわり」が強すぎると、集めた情報を自分の都合の良いように解釈しがちです。
頭を柔軟にするには、自宅や職場の外の世界で、人と交流をするのが効果的です。



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