サステナビリティを感じる 4日目メイン④ ドバイ冒険第二幕
トップの画像は「トルコ館の入り口付近」
17時の空は薄暗く、空気が冷たくなってきた。
私はハッと気がつく。
ドバイ万博の鑑賞は、あと数時間で終わってしまう。
きれいな夕焼けに寂しさを感じていた。
ドバイ冒険第二幕〜幸せな未来を万博で探す
4日目メイン記事④
【4日目の記事予定】
・メイン記事①②③④⑤:5分割予定
・サブ記事①:万博会場でのハプニング②
・サブ記事②:日本パビリオンの様子を見て
・サブ記事③:JWマリオットマーキスドバイ
・写真集①②:ドバイ万博
1)サステナビリティ通り
私はオポチュニティ通りからサステナビリティ通りに移動しました。
サステナビリティ通りのカラーは「緑」
通りには樹木も多く、その意味でも緑豊かでした。
「外が明るいうちにTerraを見てみたい」
私はその一心で、街道をまっすぐに進みます。
夕方になると、他のパビリオンや飲食コーナーなど、昼間よりも人が減ったように感じました。
進行方向の右側にテーマパビリオンTerra(テラ)が見えてきます。
キノコのような形で、自然との共存を表現しているのでしょうか。
ドバイ万博のパビリオンは、どれも個性的な形!
入り口を抜けると、天井から美しいアートが!
よく見ると「蝶」のようですが、人によって違うモノに見えそうな形。
日光の差し込み方が美しく、これも自然を意識した表現なのでしょう。
とはいえ、まだ入ったばかり。
このパビリオンが何を展示しているのか、よくわかりません。
階段を降りて入場していきます。
※このパビリオンでは写真と動画をたくさん撮影しました。
写真の方はこちらのアルバムもご覧ください。
2)森林の保全、資源の無駄遣い
鳥の鳴き声が聞こえる、森林をイメージした通路を歩いていきます。
途中にメッセージが書かれたパネルが何枚も並んでいました。
ここでは2枚だけ紹介します。
上)木は菌類に水とミネラルを与える。
菌類は土壌から有害な物質をろ過する
下)ミミズは重要:土壌に養分を行き渡らせてくれる。
とくに表土はミミズのおかげ
森林は本当に大事ですね。
通路を進んでいくと・・・
「The hall of consumption」無駄遣い広場
と書かれた場所に到着
鳥の鳴き声が止み、派手な色彩の広場。
そこに展示されているものは・・・
ペットボトルのゴミを埋め立てや海洋投棄しても分解されず、動植物に悪影響を与えます。
衣類の大量生産と大量廃棄を戒める展示より。
サステナビリティとは、日本語で「持続可能性」という意味です。
3)生活習慣病・地上の再生
無駄遣い広場の先にも、人類への問題提起が続きます。
目の前の美しい球体に込められたメッセージは?
21世紀は生活習慣病が爆発的に流行しているように見えます。
2030 年までに人類の半数が肥満になると予測されています。
糖尿病を通じて、砂糖は戦争よりも多くの人を殺します。
美しい展示ですが、とても深くて重いです。
動植物を保護して、美しい地球を守るために、何ができるでしょう?
4)脱炭素社会に向けた未来の技術
パビリオンの出口が近づいてきました。
驚きの展示が続きます。
よく見ると「ボツリオコッカス」と書かれています。
ウェブサイトで調べて、引用してみました。
エネルギー問題と地球温暖化の問題を同時に解決する
新しいエネルギー源として、微細藻類が注目されています。
特に、石油の主成分である炭化水素を大量に生産する
ボツリオコッカス(Botryococcus braunii)という藻類は、
代替石油資源として大いに期待されています。
要するにサステナビリティに関する、
未来の技術を紹介するコーナーでした。
森林の保全・資源の無駄遣い・石油製品のゴミ・生活習慣病・脱炭素社会・・・
幅広い内容を取り上げた、見ごたえのあるパビリオンでした。
※このパビリオンでは写真と動画をたくさん撮影しました。
写真の方はこちらのアルバムもご覧ください。
【4日目の記事予定】
・メイン記事①②③④⑤:5分割予定
・サブ記事①:万博会場でのハプニング②
・サブ記事②:日本パビリオンの様子を見て
・サブ記事③:JWマリオットマーキスドバイ
・写真集①②:ドバイ万博
【ドバイ冒険第二幕 メイン記事ダイジェスト】
1日目:成田空港から出国
2日目:オールドドバイの風情ある街並みを回る
3日目:ドバイ万博1日目
4日目:ドバイ万博2日目+出国前PCR検査+ホテル移動
5日目:ドバイモールとブルジュハリファの展望台
6日目:成田空港に帰国+3日間のホテル待機
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