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第23・24話 クライマックスへ

スズムラさんからの・・・

第23話 銭湯の精爆誕!

「兄貴、さっぱりしていただけやしたか」
「ありがとよ。そこの坊やも」
「あ、はい」
2人はあっけなく背中を向けて歩き出した。
ホッと胸を撫で下ろす。
サングラスはお構いなしだ。
「よお、坊や。忘れてた」
どぶの精改め、銭湯の精は何かを投げた。
キラッ!
輝きが宙を舞って、スプーンが右手に収まった。

第24話 記録への挑戦

手元のスプーンと二人の後ろ姿を何度も見比べた。
何かが違う。
手触りも重さも。
いや、こんなことしている場合じゃない。
全速力で黒服兄さんと銭湯の精を追いこし、駅まで爆走した。
電車がもどかしい。
もっと速く!
もっともっと!
駅からの景色は早回しで飛んだ。
新記録を更新して、自宅のドアを叩いた。

*最後の締めは名反くん。いやナゾリさんへ
何話分でもいいですよ!
ちゃんと締めてくださいね!


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