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保険が適用されない薄毛治療を安く受ける5つのテクニック

AGA(男性型脱毛症)が原因の薄毛は病院で治療することが出来ます。病院での治療と聞くと「保険で治せるの?」と思う方もいるかもしれませんが、残念ながらAGAの治療に保険は適用されず、診察費用も薬代も全額自費負担となります。

治療費(薬代)はクリニックによってバラバラですので比較をして安いクリニックを選ぶことが重要ですが、それ以外にも治療費が節約できる5つの方法を紹介します。


薄毛治療に保険が適用されない理由

薄毛治療が保険適用外になってしまうのは、なにも意地悪なわけではありません。正当な理由が存在しています。ここではそのことについてご紹介します。

保険が適用されるための条件

人間の身体や精神のトラブルを改善するための治療に対しては医療保険を使うことができます。薄毛治療は人間の身体の一部である髪の毛が関わっているので、医療に該当すると考えられがちです。その認識は正しいですが、髪の毛の治療に医療保険が適用されることはありません。

なぜなら、医療保険の適用条件は、生活に支障を来たすトラブルだからです。薄毛は当人にとって重大なトラブルですが、身命には関わりません。それが保険適用外になってしまう理由です。

病院の皮膚科でも保険は適用されない

医療保険の適用は、どこで治療を受けるかに関係することはありません。AGA治療を専門に行うクリニックでも総合病院の皮膚科であっても医療保険は適用されません。

そのため薄毛を治療したい人の多くは、高い効果がありリーズナブルな費用で治療が受けられるAGA治療の専門クリニックで治療をしています。

円形脱毛症の治療は保険が適用される

日常生活に支障を来たさない理由で薄毛治療は保険適用外です。しかし、例外的な存在なのが円形脱毛症です。円形脱毛症はストレスによって引き起こされます。円形脱毛症は精神的な病の兆候なので、医療保険を利用できるのです。

薄毛治療にかかる費用の目安

薄毛治療にはいくつかの手段があります。以下で紹介しているのは、特にメジャーな3つの方法です。ご紹介する内の「HARG療法」「自毛植毛」には大きな出費を伴います。なぜなら、一切保険が適用されないからです。

内服薬での治療

男性の薄毛の原因として特に有名なのが、DHT(ジヒドロテストステロン)によるヘアサイクルの乱れです。それを改善するにはプロペシア(フィナステリド)を用いるのが一般的です。プロペシアの価格は、1ヵ月分でおよそ7,000円になります。

HARG療法

HARG療法とは幹細胞から抽出された成長因子とHARGカクテルを、直接頭皮に注入するやり方です。

HARGカクテルはビタミンB、ブフロメシル、システィンで構成されています。HARG療法は優れた効果がありますが、料金が高いのが玉に瑕です。初期費用として百万円以上の支払いが必要で、5年以上の治療期間になると、数百万円以上の費用が発生します。

自毛植毛

採取した髪の毛を埋め込む自毛植毛サービスがあります。髪の毛の採取方法や適用範囲によって費用は変動しますが、およそ数十万円から百万円程度が相場です。それだけ支払えば、M字ハゲや前髪の後退を防ぐ程度の効果はあります。

自毛植毛は生え際やM字部分に施すのが一般的ですが、デメリットとしては産毛がなく不自然な生え際となってしまいます。

安く薄毛治療を受ける5つのテクニック

何度も繰り返していますが、薄毛治療は医療保険の適用外です。しかし、工夫することで出費を減らすことはできます。以下はその出費を減らすためのいくつかの方法です。

薬はジェネリックを指定する

AGA治療に優れた効果を発揮するプロペシアは、ヘアサイクルの改善によって薄毛を解消します。しかし、経済的な苦労を抱えている人にとって、月に7,000円の出費は軽くありません。その時にはプロペシアではなく、プロペシアのジェネリック医薬品を処方してもらうことをオススメします。

例えばプロペシアのジェネリック医薬品としてはファイザー社のファイザーがあります。成分はプロペシアと同じですので効能も勿論同じです。費用は1ヶ月分で6,000円程度と、1年単位で考えれば1万円以上お得になります。

健康診断の血液検査結果を持参する

薄毛治療で内服薬の処方を受ける前には、薬による副作用で体調を崩さないためにいくつかの診断を受けることになります。ほぼすべてのクリニックで行われるのが血液検査です。

内服薬は肝臓で代謝されるため、場合によっては肝機能が低下することがあります。そのため、薬の服用前と後で肝機能等の数値に変化がないかを確認するために血液検査が行われるのです。

血液検査の費用はクリニックによって異なりますが、1回5,000円程度が相場となり馬鹿になりません。そこで、勤務先等で健康診断を受けている方は、健康診断の結果を持参することで、この血液検査が不要となることがあります。

クリニックで無料カウンセリングを受ける際には持参すると良いでしょう。

まずは内服薬のみの治療を試す

薄毛の専門クリニックには、内服薬での治療の他にも育毛メソセラピー、外用薬の使用など様々な治療メニューが用意されています。全ての治療を行った方が短期間で薄毛の改善が出来ますが、その分費用がかかります。

例えば内服薬のみの治療だと1年半~2年程度かけて得られる効果が、育毛メソセラピーという治療を受けることで3ヶ月~半年で同程度の効果を得ることが出来ます。ゴールまでの時間をお金で手に入れるというイメージです。

早くフサフサになりたいという気持ちはあると思いますが、安く治療したいのであれば多少時間がかかる点には目をつぶり、内服薬での治療をすると良いでしょう。

不要な検査は行わない

AGA治療を専門にしているクリニックは様々な検査を用意してくれています。どの治療法が最適であるか調べるなど、受けておいて損はないのですが、検査の数が増えるほど、費用が肥大化してしまいます。

出費を減らしたいなら、不要な検査を断る勇気も必要です。特に遺伝子検査は費用が高額なことで知られています。

無料カウンセリングを活用し良いクリニックを選ぶ

クリニックによる薄毛治療は、長期的な取り組みになります。早期解決が実現したとしても、数か月以上の時間が必要です。必然的にクリニックとの付き合いは長くなるので、少しでも良いクリニックのお世話になりたいと考えるのは人情です。

それを実現したい場合には、無料カウンセリングの利用をオススメします。無料カウンセリングの主旨は薄毛の悩みに関する相談ですが、治療費についても詳しく説明してもらえます。

内服薬での治療を受けるのであれば、正直言ってどのクリニックも処方される薬は似たようなものですので、無料カウンセリングで費用を比較し、一番安いクリニックで治療を受けると良いでしょう。

安く薄毛治療を受ける方法まとめ

  • 治療薬はジェネリック医薬品を希望する

  • 健康診断の結果を持参して血液検査費用をカットする

  • まずは内服薬での治療のみを試してみる

  • 不要な検査は行わない

  • 無料カウンセリングで費用比較をし、一番安いクリニックを見極める

安くても危険な薬の個人輸入は絶対NG!

最近では個人輸入サービスを提供するWebサイトがあります。国内ではまだ認可されていない海外の強力な医薬品を輸入できることが強みです。しかし、個人輸入は様々なリスクが付きまといます。

薬の個人輸入とは

薬の個人輸入とは、その名の通りの意味で海外の医薬品を購入できるサービスです。日本の安全基準は高く設定されており、海外の医薬品の中には認可されないものがたくさんあります。

認可の有無に関わらず手に入れられるのが、薬の個人輸入サービスです。また、薬の個人輸入サービスは価格が安いという特徴があります。

健康被害や死亡した事例もある

医薬品の効能は強力なほど副作用が大きくなります。副作用による影響は個人差がありますが、運が悪いと危険な状態に陥ります。海外の医薬品を個人輸入サービスで購入した後、健康被害を受けたどころか、死亡したケースも存在するのです。

全く効果のない偽薬の可能性が高い

個人輸入が危険なのは、副作用の大きさだけが理由ではありません。なぜなら、正規のルートで購入するのと違い、個人輸入サービスは偽薬を掴まされる可能性があるからです。偽薬ですから当然何年飲んでも効果はありませんし、どんな副作用があるかもわかりません。

薬の成分を分析してくれるサービスもありますが非常に高額です。そんなことをするなら最初から国内で承認された薬を飲んだ方が良いでしょう。

まとめ

薄毛治療には保険が適用されません。しかし「自由診療だから高いのは仕方ないか」と諦めるのはもったいないです。

ここで紹介した方法を活用し、良い治療を安く受け、フサフサな髪を取り戻しましょう!以下にポイントをまとめます。

  • AGA(男性型脱毛症)が原因の薄毛治療には保険が適用されない

  • プロペシア等の治療薬はジェネリックを希望する

  • 健康診断の結果を持参し血液検査費用をカットする

  • まずは内服薬のみでの治療を試す

  • 複数のクリニックで無料カウンセリングを受け費用比較する

  • プロペシア等の個人輸入は絶対に行わない

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