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エッセイ「あふれる日々」

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文体もテーマもすべてばらばら。そのときどきで思ったことをことばにする練習をこのエッセイを通してしています。 日記感覚で読んでいただけたら嬉しいです。 動画や写真を撮るように、忘れ… もっと読む
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記事一覧

飲み会という名のオーディション

◆自意識について 人から自分がどう見られているかを気にすることを「自意識」というが、自意…

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退職、無職、書く。それから

1月某日 会社を退職した。 それから、noteを書き始めた。 この記事は、まだnoteを書き始めて…

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Google Mapを手放して、東京を歩いたら

東京がずっと好きになれなかった。 人が多すぎるし、狭いし、なんでも高いし、どこに行っても…

深瀬みなみ
3週間前
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11歳の自分に伝えたい、恋が教えてくれたこと

幼少期ある日の深夜。それは小学5年の夏だった。 両親が1階のリビングでケンカしているのを、 …

深瀬みなみ
1か月前
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7年ぶりに、祖母へ手紙を書いてみた。

「みーちゃん、元気にしていますか?」 ある日、祖母からLINEがきた。 祖母は今年で76歳にな…

深瀬みなみ
1か月前
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【エッセイ】統一感のある人

ずっとあこがれているのだ。 統一感のある人になりたい。 無印良品の服を着て、木製の家具に…

深瀬みなみ
2か月前
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真夜中の決意表明

私には、ことばについて強い興味を持った原体験がある。 小学生のころ、友達が同級生から天然パーマをいじられることで悩んでいた時のことだ。 個人的にはその天然パーマは、お姉さん達がコテで髪の毛をくるくる巻いたみたいで、どうしてコンプレックスに思うのか、分からなかった。 だから私は友人に、「むしろうらやましいよ、大学生みたいでかわいい!」と言ったのだ。 励ましのつもりではなく、それが小学生の私の本心だった。 後日、その友達の母が、私の母にその出来事を「感謝している」と話した