12.25の私たち

12.25
 
なにもしないDAY。
 
徒歩1分のスーパーにすら行く気になれず、家から一歩も出ずに過ごした。
ネトフリ観て寝て、私が奉仕してイって、また寝る。
「いかに家にあるものだけで満足な食事を摂れるか」をテーマに献立を話し合う。
お昼はカルディのびゃんびゃん麺。ひき肉とチンゲン菜は買ってあった。
 
動いていないせいか夜になっても満腹だったため、夜は軽めに。
卵、チーズ、ベーコンがあったのでスパニッシュオムレツ。
前日に買って食べなかったメンチカツとサラダ。クリスマスケーキの残り。
 
ごはんを食べたらベッドにダイブ。
ぴったりくっついて肌に触れながらおしゃべりしたり、目が合うたびにキスしたり、ハグしたりしたりと、まぁ際限なくラブい。

ろっか　こんなに一緒にいてよっぴの嫌なところが一つもない！すごい！
よっぴ　（食い気味に）そやろなぁ
　　　　俺だってろっかの好きなところいっぱい言えるで
ろっか　なになに？
よっぴ　フェラがうまいところとかー
　　　　・・・
　　　　フェラがうまいところとかー
ろっか　かわいい、料理がうまい、優しい、おしゃれなところとかー
よっぴ　舐めるのがうまいところとかー

アラフォーの会話とは思えない

どんだけ天邪鬼やねん。
 
ふいによっぴが「ろっかって俺のことめちゃくちゃ好きやんなぁ」と言った。
理由を聞いても答えない。
私も同じく「よっぴって私のことめちゃくちゃ好きやんなぁ」と言うと、なんでそう思うん？って聞き返すくせに。
あれなんだったんだろう…。きっと本人に聞いても「意味はない。なんとなく」って言うに決まってる。もう思考回路が完全に読めるようになってきた。
 
イッテＱの特番をガッツリ観て、黒沢の宴会芸に涙が出るほど笑い、10時に家を出た。
よっぴのポケットに繋いだ手を入れて駅まで歩き、しっかりお見送り。
帰り道に駅を見上げると、電車に乗ったよっぴが見える。この瞬間がたまらなくエモくてきゅんとする。
 

車内から手を振ってくれたこともある

においすらも愛せたら

2人でベッドに寝ころび、バックハグの体制でテレビを観ていたとき。
小さい声で「くさっ」と聞こえてきた。
どうやら、私は勝手に頭のにおいを嗅がれて勝手にくさい認定されていたみたい。
 
一緒にいる間、信じられない数のおならをするよっぴ。
こんなに音のバリエーションあるんか、と感動するほど。
私の顔が近くにあるほど頻繁にしていて、もっとも被害にあっている気がする。
どっちの方がよりくさいにおいを吸っているか、でお互い自分だと主張し合うという不毛な議論。
 
最近のよっぴは、自分の足のにおいを気にしている。加齢臭…
体を洗うときも指の間にタオルを通し隅々まで丁寧に洗っている。
寝転んでいるときに足のにおいをかがせてくることも増え、「ちょっとくさい」と言うとショックを受けながらも少し嬉しそう。以前は、恥ずかしいからやめて！って言っていたのに。
ずいぶん深い仲になったもんだ。