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2021/9/5 若手が活躍する時代が来た

おはようございます。

今から20年以上前の教員採用面接の想定質問集の中に
「大学卒業の経験のないあなたが学校にどう貢献できますか?」
というものがあり、「貢献できるようなことなんてやってみないとわからない」と思いながら、「児童・生徒と年齢が近いので、気持ちや考えを理解しやすいと考えます。」なんて答えを考えていました。

しかしながら、今は若手が活躍する時代になりました。

大学を卒業したばかりの先生は、昨年1年間をオンラインで授業を受けていました。学生として授業を受けていたので、オンライン授業の良し悪しをよく知っていると思います。

若手の強み・・・オンライン授業の良し悪しを知っている。活用方法がわかる。技術的なオンライン授業を知っている。
ベテランの強み・・・授業力が高い(先生もいる)。

若手の弱み・・・経験不足で授業力が高くない。
ベテランの弱み・・・ICTについて詳しくない先生が多い。

若手の強みとベテランの弱みが合致しています。
職員室では「若手がICTの活用方法について話し、ベテランはその話を聞いて、より良い授業での活用方法に気づく」こんなプチ校内研修が実現できると思います。

若手は臆せずにICTの活用方法について話をして、ベテランは無駄なプロ意識を捨てて若手から素直に話を聞くことが大切です。

今の20代前半は幼い頃からスマホやSNSに触れてきました。40代50代とは全くICTへのリテラシーが違います。

うまく若手とベテランが交流して良い授業が作られることを期待しています。

私が大卒で先生になった時は40代50代の先生って雲の上のような存在でした。今もそうなのかわかりませんが、我が子のように扱われていました。子供が大人ぶることには無理があるので、上の立場の人がしっかりと膝を曲げて、子供の目線で話をしていくことが必要だと思います。

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