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2021/09/11 今日の記事 不登校支援と先生支援

こんにちは
週末は出勤がないのでゆっくり目の投稿です。

今日は不登校支援についてお話しします。

不登校への対応については先生方がとても苦慮されていることの一つだと思います。しかも、新型コロナウイルス感染症の影響で、感染不安のために登校を控えている子供達もいるとそれがさらに不登校を助長してしまうのではないかとさらに心配が重なっている状況だと思います。

不登校対策には三つあって
1未然防止
2初期対応
3長期対応
です。

この中で、一番学校が関われるのは1未然防止、2初期対応です。

今ご自身のクラスに長期欠席の児童・生徒はいますか?全国の平均を見ると大体一人クラスに一人以上は長期欠席をする児童・生徒がいるデータになります。
長期欠席者のいるクラスの担任は力量がないとはこのデータからは言えないですが、それを自分の責任に感じてしまう先生はいると思います。

不登校の児童・生徒を出さないために未然防止や初期対応はしっかりと行う必要がありますが、それが超気になってしまうとなかなか学校では対処しきれません。関係機関やその子の居場所作りを考える必要が出てきます。

そして、不登校になりかけの児童・生徒は学校で全力で対処する必要があります。

そうなると、クラス担任が頑張るところは、未然防止となります。まず、長期欠席者を出さない学級運営が大切になります。その学級運営は一人一人の子供達が自分の居場所を認識し、それぞれが認められる学級である必要があります。

不登校がゼロになることを目標にはしますが、学校が万能なところであって、全ての児童・生徒に適切に対応できるかというとそんなことはありません。集団位なれない子供も少なからずいます。そういう子供に「学校は素晴らしいところだ」といくら働きかけても響かないでしょう。

担任の先生は不登校の児童・生徒をなんとか登校させようと頑張るとなかなか結果が出ずに、自分を責めてしまうことがあります。しかし、長期に休んでいる子供が、すぐに解決する方が難しいです。不登校を生み出さない学級づくりは継続し、関係機関と連携しながら、チームで長期の不登校に対応するようにして、自分一人で抱え込まないようにして欲しいです。

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