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片親疎外ー標的親による逆転のセラピー活用法ー

割引あり

はじめに

片親疎外のケースでは通常の家族再統合セラピー(Reunification Therapy)は、全く機能しないだけでなく、子供への洗脳を強め逆効果となること多いです。つまり、子供はより激しく標的親を嫌い拒絶するようになります。
また、片親疎外が絡む離婚や親権・監護訴訟でセラピスト、心理カウンセラーや精神科医が、疎外親の嘘に騙されたり、洗脳された子供の言葉を鵜呑みにして標的親を虐待親誤認定、誤診することが頻繁に起きます。
片親疎外のケースでは、片親疎外への知識と経験がしっかりとあるセラピストに依頼することが鉄則です。
しかし、ここで問題になるのが、このようなセラピストがほとんどいないことです。
私はアメリカ在住です。アメリカでは片親疎外への理解は日本よりも深く進んでいます。しかし、それでも、これを適切に扱えるセラピストはほとんどいません。アメリカの各州に一人いるかいないかです。
日本ではほぼ見つからないでしょう。
通常のセラピストや心理カウンセラーを使えば、標的親に不利に働き、子供の精神的なダメージを増大します。そして専門家を使おうにも見つからない。
この八方ふさがりな状況を打破する方法を紹介します。


この記事はこんな人達に向けて書いています

片親疎外を標的親(疎外を受ける親)の立場で経験している方へ向けた記事です。
セラピストや心理カウンセラーを利用して子供達への洗脳を解き関係を再構築したい方。
子供達から自分に向けられた拒絶や嫌悪が、自分の落ち度によるのではなく、疎外親からの洗脳によるものであるとセラピストから裁判所へレポートを書いて欲しい方。
是非、お読み下さい。
その他、片親疎外への知識を深めたい方にも、お勧めの内容です。より深く理解できるようになります。

有料内容に入る前に

有料級の情報を提供します。ここまで読んで頂きありがとうございます。
片親疎外への知識がないセラピストやカウンセラーのもとへ、疎外親により洗脳された子供を絶対に連れて行かない下さい。
ほぼ、100%機能しません。何もしない方がマシです。
こちらの記事にもいくつか対策を紹介しています。

セラピストを使わない方法も一つ紹介します。
それは標的親と子供が生活を共にして一緒に時間を過ごす方法です。90日以上で大きな効果があることが科学的に証明されています。
Recommendations for best practice in response to parental alienation. 
Templer et al, Journal of Family Therapy (2017) 39: 103–122. 
この間、疎外親への接近禁止命令により子供との接触を避けることが必須です。接触すれば、疎外親は、再び洗脳を開始するからです。この選択肢が取れるのであればセラピーやカウンセリングを使わず、実直にこれを実行して下さい。

また、届くかどうか分かりませんが、セラピストや心理カウンセラーの方へのメッセージです。もし、片親疎外について知識もない、学習する気もないのであれば、片親疎外が絡むケースのセラピーを絶対に引き受けないで下さい。あなたは必ず罪のない子供達や標的親を傷つけ事態を悪化させます。とりわけ、子供が受ける傷は生涯癒えない可能性すらあります。
お願いですから、安易にセラピーを引き受けない下さい。
もし、学習の意欲があるのなら、アメリカで片親疎外を扱うセラピストを育成するためのプログラムを提供している方がいます。コンタクトして下さい。

基本情報

片親疎外の基本情報です。

片親疎外

片親疎外(Parental Alienation)とは、子どもが一方の親からの悪口などの洗脳により、もう一方の親を拒絶したり嫌う精神状態を指します。このような特殊な精神状態にある子どもを定義する言葉です。拒絶される十分な理由がないにも関わらず子どもが一方の親を拒絶している状態です。離婚や別居をきっかけにして一方の親による洗脳が始まるケースが多いとされています。疎外を行う親を疎外親、疎外を受ける親を標的親と言います。

専門家が事態を悪化する

この片親疎外は離婚裁判をきっかけに起こることが多く、親権監護権闘争へと繋がります。家庭裁判所で扱われることになります。その際、セラピストや調査員が絡んでくることになりますが、片親疎外では、この専門家達が事態を頻繁に悪化させます。
こちら通常のセラピーが機能しないことを示した文献です。
‘We have added 300 new cases to our original sample of 700, for a total of 1000 cases (...) Our research continues to confirm that, even under court order, traditional therapies are of little, if any, benefit in regard to treating this form of child abuse.’
Clawar, S. S. & Rivlin, B. V. (2013). Children held hostage: Identifying brainwashed children, presenting a case, and crafting solutions (2nd Edition). Chicago, IL: American Bar Association.
要約: 片親疎外の存在するケース1000件を調査したが、通常のセラピーは全く機能していなかった。

料金設定

この記事は500円です。
私はアメリカ在住で国際婚がDVモラハラとなり、離婚裁判開始後は苛烈な片親疎外を標的親の立場で経験している者です。通常のセラピーが全く機能しないことを経験しました。セラピストによる虐待親誤認定も経験しました。
その結果、私と子供達は2年以上の断絶を経験しています。
セラピーに臨む前にこの有料記事の情報を知っていれば断絶しなかった可能性が高いです。今、私が当時に戻れるなら、この情報に10-20万円支払っても良いです。子供達と過ごせたはずの2年間はもう帰ってきません。
この記事の情報は標的親はもちろん、片親疎外を経験するすべての人、どんな理由であれ学びたい人達にとって500円以上の価値はあると確信します。
私自身は、この情報を得るまでに、いろいろな専門家と話したり、関連機関に連絡したりなどで、日本円で約50万円ほど使いました。もちろん、この情報だけを得るために使ったお金ではないですが、それなりに片親疎外について学び、救済機関に連絡を取っていた私でも、なかなか辿り着けなった情報です。2年前にこれを知っておきたかったと悔やんでも悔やみきれません。

通常のセラピーが片親疎外では機能しない

通常のセラピーが片親疎外では全く機能せず、むしろ、事態を悪化します。
それをどう克服して、さらに、自分の味方につけるか?
この記事で紹介する方法の内容になります。

なぜ、通常のセラピーが機能しないかは、今回の有料記事でも軽く解説はしますが、事前にこちらを読んで頂けるとより理解が深まります。その理由を分かり安く実例を挙げて詳しく解説しています。

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