楽しい読書の時間です
どうも、中村大樹です。さて、好きな本について語りましょうか。大好きな自分語りの時間です。好きな事なら何時間でも管を巻きながら話せるけれど、書くのはどう考えてもしんどいだろう。みんな何をどう考えてるんや。
でもまぁ、こんなコンテストがありまして。課題図書に『読みたいことを、書けばいい。』が入っていましたので、これはせっかくなので何か書かなくてはならない、と、自分からの依頼で書いてるわけですな。
誰かが書いてくれるなら必要なかった。
この12月で師走のバタバタする時期に。
さあて…
…ん?
(過ぎとる…)
いや、皆さんはこんな格言をご存じだろうか?
締切は相手の都合である
つまり、そういう事だろう。見なかった事にしよう。きっと許してくれるさ。
もちろん既に読了済みではあるが、せっかくなのでこの機会に読み返してみようと思い、今読み返しています。読みながら書くのは流石に難しいので、読み終わってから書いています。念の為。
最近、念の為の文章が多くないですか?CMを見ていると必ず「CM上の演出です」と書いてある。有名人のSNSに上がるスナップショットには「写真を撮る時だけマスクを外しました」と書いてある。更に観光地の写真だと「この時は周りに人気はありませんでした」とまで書いてある。
わ か る だ ろ 。
バラエティ番組でぐちゃぐちゃになった食べ物が出てくると必ず「スタッフがこの後おいしく頂きました」と出てくる。
そ れ は 嘘 だ ろ う 。
実際の所は知らないので想像で申し訳ないが。可愛い子の食べカスならおいしく頂けるのはわかる。
読者や視聴者は頭が悪いと思われているか、もしくは、そうとう頭がイカれていると思われているのだろう。それは間違いではないが。
よく出てくる「あなたはロボットですか?」と同じ様に「あなたはイカれていますか?」という質問をした方が良い。
あなたはゴリラですか?
ゴリラでも読みやすいようにだろうか、本書は文字が大きく、余計な記述が少ないので、とても読みやすいです。
最初の方で書いてあるが、いわゆる文章術の本ではない。タイトルを見て、文章を上手く書ける様になるテクニックやテクノロジーが書かれているかと思いきや、まったく違う。この本を読んだ私の文章がその証左である。
テクニックは未だによく分からない。おそらくそれは小手先だ。小手先で十分という事もあるし、小手先が重要で必要条件という事もあるだろうが。
この本で書かれているのは、心構えの部分である。それはおそらく「歌う」とか「踊る」とか「演じる」にも共通する。
誰でも気軽に書けるという様な心構えでもない。
文章を書くのは自由だ。好きな事を書き、自分が面白いと思う事を書けばいい。
誰も読まないから。
少なくとも、私は知らんおっさんの書いた文章をすすんで読まないだろう。なんの罰ゲームだろうか。最近Twitterに追加されたフリート機能はそれに近いかもしれない。タイムラインは読み流せるが、フリートは能動的にタッチするというアクションが必要なのだ。あれは罪深い仕様だと思う。
読みたくは無いが、ずっと目の前をウロチョロされているのは鬱陶しいから、つい押してしまうのだ、100%後悔するのは知っているのに。
「絶対に押すな」と書いてあるボタンを押したくなる仕組みが採用されている。ダチョウ倶楽部システムだ。
何の話でしたっけ?
そうそう、誰も読まないのが前提です。私もnoteを書く時は誰も読まないだろうけどな、と思いながら書いている。私は宇多田ヒカルではないからである。
誰にも読まれないなら書かなくていいやと思うなら。読みたい事を、読めばいい。QED
誰かになんてなれやしないよ
ネットで作曲して、楽曲をYouTubeなどで発表している若いクリエイターがテレビに出ていた。その人は、視聴者の反応を見て曲を作り替えたり、先に何パターンかのアレンジを作ってアンケートを取って発表する曲を決めたりするらしい。
私は違和感でしばらくフリーズしてしまった。いまどき~。
それは間違いないし、正しいし、それが本人のやりたい事なら何も言う事は無いが。しかも成功してるから、それこそただのおっさんが言える事なんてひとつも無いなと思い直して、横になって目をとじて瞼の裏に写る光景を見た。
Youtubeチャンネル開設しようかな
そこで好きな本を語るというのはどうだろう。チャンネル登録をお願いします。
Youtubeのおススメに映画紹介みたいな動画が流れてきた。合成音声が抑揚なく映画のあらすじを淡々と語っていく動画だった、自分のまだ知らない面白そうな映画が見つかるかもしれないと思い、何個か見てみたが。いくつかの理由で見るのを辞めた。
ひとつは、とにかく全部説明しやがる。これは私が知らなかったから仕方ないのだが、あらすじを語るテンションそのままで、その映画のオチまで話出した時は、おいおいと思った。
もうひとつは、オチまで話し終わった後に、抑揚のない合成音声で感想まで語りやがるのだ。しかもアクション映画だったら「ハラハラドキドキの展開で胸が熱くなりました」みたいなレベルの感想をである。
私は二度と見る事は無いだろうが、そのチャンネルは結構登録者数がいたりする。お前平成何年入社や?
何の話でしたっけ?
そうそう、人には愛と狂気を語って欲しいという事です。あなたが生きているなら。
本の内容なのか私の話なのか分からなくなってしまったが、最初に自分語りの時間です、と書いたはず。きっと書いている、書いてなければ後で書き足しておきます。
同じ本を何度も読めるのは、自分が変化しているからである。最初に読んだ時点から、生きていたからだろう。
と、いうわけで今読み終わった所。
私は結局今年も書き続けている。Twitterやらnoteやらに。
それは、まだ読みたい事があるから。
コンテストの審査員になると、クソつまんない文章とか、頭のおかしい文章も読まないといけないのが大変そうだ。絶対に審査員にはなりたくない。
そろそろ帰ります。
良いお年を。
また次回。
100兆円欲しい