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思考と生き方

知人と行動の本質的はなんだろうというような話をしていた。
その時、彼らから

物事の本質の繋がりを無意識下意識しているよね。
何故そんな思考なの?って質問を受けた。

確かに振り返ると、ストレングスファインダーを受けると運命思考が上位になるし、私の座右の銘は Connecting the dotsだったりする。

何故って言われても分からん。とその時は思っていたけれど、
きっと私は、社会的に生きるために運命思考をするようになったんだと思う。

実は小4~5年ぐらいで拒食症を発症し、その後一時的に良くなったりはしたものの、中2で再発。高校に上がるまでには概ね改善したものの、水面下ではうすらうすらと大学1~2年生くらいまで引きずっていた。でも、気づいたら余り考えなくなっていた。

治ったきっかけってなんだろう。

高校生、大学生になって、多様な人に出会った。
人生いい味ではちゃめちゃな人にたくさん出会った。
Connecting the dots って言葉を知った。

それまでは、拒食症=負の経験という認知が自分の中にあって
消し去るべき過去だと思っていたけれども。
改めて、価値観のフレームを外して客観的にかつ自分の体感で(相反するようなこといいけれども。)事実を見ると、必ずしも負の要素だけでないことに気づいた。

もちろん、マイナス面はめちゃくちゃ多いから繰り返したいとは思わないけれども
周囲の評価軸で行動や感情をコントロールしていた自分から、感情に素直になる自分へ変わるきっかけを得られたこと。
絶対出会わなかったであろう、多様な人に出会えたこと。
これは絶対に否定すべきでない、プラスの要素であるはずだ。

マイナスの面もプラスの面もしっかりと事実として受け入れ、その上で今がある。
そう考えるようになって、私はとっても生きやすくなった。

自分の過去を見つめて、しっかりと良い面も悪い面も認める。
あとは全力で生きる。

一見マイナスだらけな過去も、視点を変えれば得るものはあるはずで、実は大切な未来を作る要素なんだって。そうやって、運命思考とともに過ごすことで、私は息をしていられるのだろう。

私って思考法を変えちゃうほど、社会的に生きるために貪欲みたい。
いや、社会的に生きる欲は人間の本質だったりもするんじゃないだろうか。

そんなことを考えてながら、夜風に吹かれ自転車を漕ぎ帰路につく土曜日の夜。






 





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