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離れてから気づいた田舎の良さ

鈴鹿山脈の山の麓。滋賀県奥永源地区が私の実家。
裏山は鈴鹿国定公園、小学校の同級生は3~5人。
おそらく平均年齢は50歳を超えており、中央値は70歳くらい。
最寄りのコンビニまで車で20~30分、最寄り駅(私鉄)まで30~40分、途中でダムを越えなくてはならない。

実家は好きだけれども、
出かけるのに数日前から予約をしないと買い物にも行けないし、遠方からの車送迎なので部活帰りのふらっと立ち寄りも行きにくい。
ベッドも机も父の手作り(趣味)。
広告に出てくる可愛い勉強机が欲しいなぁと思いつつも言いだせず。
子供の頃から、普通だったのでそこまで欲していたわけではないけれども、やっぱり不便なって思ったり、都会に憧れたりしていた。


でも今やっと、実家をでて、田舎でよかったと思うことが増えた。
・少人数だったので主体性が身についた。
・欲しいものを買うのではなく、工夫して作る習慣ができた。
五感を大切にする習慣がついた。(五感についてはこの記事に書いてます)
・本物の素材の良さを感じることができた。
・年齢の離れた人たちと話すことに抵抗がない。
・挨拶をする習慣ができた。
・生物に関心を持つようになった。etc...


幼少期に憧れていた勉強机より、山の木から思いをも込めて作られた机の方がもっと優しさと重みがあると今では思うし、自然の与えてくれる経験は他の土地ではできないことだったと思う。もちろん、都会だからこその出会いや情報量のメリットは大きいとも実感している。

単に良い悪いではなく、互いの良さを認めていければいいなと思う。
そのためには単に田舎の良さを伝えるのではなく、
田舎の人は良さに気づかず、マイナスに持っていることも多いから地元の人たちに素晴らしさを気づくきっかけづくりも必要なのかなとも最近は感じている。


今従兄弟の子供ちゃんがきて、畑で芋を植えている。
しいたけも採りに行ったらしい。おばあちゃんもすごく笑顔になっている。
田舎の良さをお互いが感じる、よきGWになればいいなと思う。






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