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不完全な自分と眠れぬ夜

とても調子が悪いとか、悩んでいるという訳ではないけれども
疲れているときはどうしてもネガティブになりがち。

弱いところ、できない側面をみせた瞬間に人は離れるのではないかという恐怖が常に自分にはある。
自己肯定感が低いとは少し違う、このモヤっとした不安は
予測・把握できたにも関わらず、手を抜いたことで信頼を損なったり、上手くいかなかったときに増大し、思考を埋め尽くしてしまう。

本当はそんなこと思われていないかもしれないのに、ずっと頭の中をぐるぐる。作業効率も下げるから本当に曲者である。

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いまだにそんな曲者との付き合い方は分からず、強がったり、逆に少し子供っぽくなってしまったり。
30歳手前になっても、3歳みたいに悩んで困って叫びたくなる。そしてそんな子供っぽい自分のままで良いのかって悩んでしまう。

大人になったようで、成長していないのかも知れない。
悩んでいるのは自分だけなのかも知れない、そんな不安感を抱えつつ。
でも一方で自分の弱さを、全て自分だけで抱えようとしない、吐き出そうとするのは一つの成長だとも感じる。

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私は小学生・中学生の時に拒食症になり、入院していたことがある。
背景は色々あるけれども、1番の理由は自分の心の闇を解決できないのに1人で抱え込みすぎたからだと思っている。
少なくとも今は、自分が弱いことを認め、少し荒いかも知れないけれど表現できるようになってきている。
頭の中がモヤモヤした黒い塊で覆われていても、そんな日もあるよと
誰でもそんなものだよって、言い聞かせながら。

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それでも不安感を抱える自分を、否定するのではなく苦しい時は苦しいと言いながら、眠れない夜を無理に眠ろうとせず
ちゃんと言葉に出してみる。それだけで十分偉いよって。
自分の中に潜り込み雨音と一緒に夜を過ごす。そんな日もそんな自分も一つの形なんだと。一歩ずつ受け入れながら歩んでいく。

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