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小説『ＳＤＢｓ』

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本
※※現在は小説『オクトーバーフール』の更新を優先しております※※ ★2022.04.02. 連載スタート★ 性格も家庭環境も悩みも考え方も違う。個性豊かな少年少女たちが集まる学… もっと読む
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『ＳＤＢｓ』◆目次リンク＆お知らせ◆

◆◇◆◇◆　お　知　ら　せ　◆◇◆◇◆ 2023.01.16.Mon. ●重要なお知らせ● いつも読んでくださる皆さま、温かいお言葉を掛けてくださる皆さま、本当にありがとうございます。 現在作者は、この度note公式にて開催された『ジャンププラス原作大賞』の応募作として新たに執筆を開始した、小説『オクトーバーフール』の更新を優先しております。 『ＳＤＢｓ』よりも短編になり、エンディングまでプロットが出来上がっているこちらの作品のほうが完結までの期間が短いことが明確なためです

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『ＳＤＢｓ』～ 第1章　赤き沈黙（2）

🔝目次へ戻る 🔙「第1章 赤き沈黙（1）」へ戻る （※目安 約4,200字） 　第1章　赤き沈黙（2） 　キーンコーンカーンコーン—— 　4時間目の終業チャイムが鳴った後の教室は、一日で最も騒がしい瞬間だと緋色は思う。 　一番廊下側、最前列。教室の前扉すぐそばの席に座っていると、それがとりわけ強く感じられる。 「腹減ったー！」 「今日、学食の日替わり、チキン竜田だって！」 「お腹空いた……」 「今日も空腹で死にそうかよ！」 「早く購買行こっ！　フルーツサンド売り切れちゃ

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『ＳＤＢｓ』～ 第1章　赤き沈黙（1）

🔝目次へ戻る 🔙「序章 ヒーローの誕生」へ戻る （※目安 約4,300字） 　第1章　赤き沈黙（1） 　何事もほどほどがちょうどいい。たとえば睡眠。寝不足はもってのほかだけど、寝すぎたら寝すぎたで、時間を無駄にした絶望感と激しい頭痛に襲われる。それからご飯だって腹八分目でやめておくのが一番美味しい。 　期待もそうだ。ほどほどの期待は対象をより輝かせプラスの効果を与えるけれど、期待があまりに大きくなりすぎると、それはそのうち超えられないハードルになる。 ＊ 　——こん

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『ＳＤＢｓ』～ 序章　ヒーローの誕生

🔝目次へ戻る （※目安 約3,800字） 　序章　ヒーローの誕生 　一瞬、真っ暗闇になった部屋には、すぐに明かりがともされた。 　暖かに燃ゆる12本のろうそくの火を一息で吹き消した直後、あろうことか父がすぐさまリモコンのスイッチを押してしまったからだ。 『あー！　お父さん電気点けるの早いよー！』 　いくらなんでも早い。もう少しろうそくの消えた瞬間を味わいたかったのに。例えるなら、ネズミーランドで楽しく遊んだあと、まだランドを出たばかりなのに唐突に宿題の話をされるような気

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予告【4月2日(土)】待望の新連載スタート！　『ＳＤＢｓ-ｴｽﾃﾞｨｰﾋﾞｰｽﾞ-』

　すみません「待望の新連載」って言ってみたかったのです、調子乗りました、そこまで待望ではないってか（いやだー！そんなこと言わないでー！）（やかましいわ！） 　はい。 「新連載」というよりも「初連載」と言ったほうがより的確かもしれません。私aeu<ｱﾕｳ>にとって、note初の連載小説。ついに挑戦しようと思います。 　その名も……！ 　『ＳＤＢｓ』　どっかで聞いたような響きだな……なんてお思いのあなた、お口チャックですよ。それとは違う英熟語ですよ、もちろん造語ですけどね

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